おうちに帰ろう

心茲にありと

誉!!

 

舞台「KING OF DANCE」本日大千秋楽でした。無事25公演走り抜けました。

しかも大阪、東京、名古屋と3都市巡回。

スタッフ、キャストの皆さんはとてつもなく緊張感のある日々を過ごされたことでしょう。

本当にお疲れさまでした。

そして足を運んだ観客の皆さんも

敢えて(泣く泣く)行かないと決めた皆さんもみんなこの舞台を大切に思ってる気持ちは同じ。一緒に走り抜けたことを誇らしく思います。

正直、毎日毎日不安でしょうがなかった。

公式さんからのお知らせを開くたびに

「中止」の文字があったらどうしようとドキドキしながら開けて

グッズのお知らせや配信の案内だったりでほっと胸をなでおろす日々。

愛知公演の決定を見るまでは気が気じゃなかった。

公演決定のお知らせが来たあとだっていつ何が起こるかわからない。

毎回幕が開くまで安心できなかった。

ひとたび舞台が始まればそんな不安は忘れてただただ作品の世界に入って楽しんだけれども。

 

私は劇場で6公演、配信で8公演(アーカイブでも繰り返し見たのでもっとだけど)見続けたので登場人物みんなに愛着がある。

みんな愛してる。


優勝チームが公演ごとに変わる変則演出だったけどどちらも勝者になってほしいという思いだったんだと思う。JAILやANOTHER(NAOTOさん)も含めてみんなが勝者だと思います。

本当に本当によかった。

アーカイブ配信が続くうちはしばらくキンダンの世界に浸っていようと思います。

 

 

そしてもう一つ。

奇しくも同じ日に初日と千秋楽を迎えた私の大好きなもう一つの作品。


「科白劇 舞台刀剣乱舞/灯 綺伝 いくさ世の徒花 改変 いくさ世の徒花の記憶」

 

開演時間も全く一緒だったのでキンダンを見届けてから科白劇のクライマックスに滑り込みました。

キンダンは感染対策の一環でカーテンコールは2回に決められ

舞台上からのキャスト陣の挨拶はなしだったけど

科白劇は舞台上でのソーシャルディスタンスを守りながら歴史上の人物、刀剣男士が入れ替わってのご挨拶。

皆さんの言葉からやり遂げられた充実感と安堵感が伝わってくる。

そして山姥切長義役の梅津瑞樹さんからは

 

「見てますか。これが刀ステです!これが演劇の力です」

 

という力強い言葉。この言葉は私が見た2作品以外でも各地で上演されている舞台に携わっている皆さんの思いを代表した言葉だと思います。

本当に本当にみんな素晴らしい。

 

感染対策一つとってもキンダンと科白劇でも違う。キンダンは舞台上ではキャスト同士の距離は近づくこともあったし抱きついたりスキンシップもあった。
科白劇は舞台上でもキャスト同士の距離は一定に保たれ舞台に出ている人数も限られていた。舞台セットもほぼなくシンプルな三段程度の階段状のステージがあったくらい。各現場で模索を続けながらの作品作りだったんだと思います。
そしてそれぞれの形で最後まで成し遂げた。こうやって知見を溜めていくことでまたガイドラインができていくのだと思います。

 

刀ステのテーマは「戦い続ける座組」ですが、今いろいろな場所でみんなが戦っている。

私たちにできることはその戦いを後押しし決して邪魔をしないこと。
それしかありません。

だって…だって…

こんな素晴らしいものが待っているのだから!!!

 

 

科白劇の最後に滑り込んだのは絶対次回作のお知らせがあると思ったから。

この告知は絶対リアルタイムで知りたかったから。びっくりしすぎてしばらく手が震えてましたよ…

あああああ無事上演できますように。
(そしてへし切長谷部の近侍はいつになったら見られるのだろう…?)


今日はとにかく満ちたりた気分で胸がいっぱい。

 

もう誉!これしかありません。

 

f:id:unatamasan:20200810002051j:plain

感謝しかない