今できることを
大阪で開幕した舞台「KING OF DANCE」が大阪公演に続いて
東京公演が今日千秋楽。
私は大阪初日のあと東京公演には4回劇場に足を運んだ。
見るたびに好きになる物語。
千秋楽の今日はマチソワともに配信で観劇。ありがとう配信。
今日はマチネの優勝がWORLD_MでソワレがDrawing Backという最高の結果。
どちらのパフォーマンスとも素晴らしくやり切った表情が毎回清々しい。
このような熱量のある舞台を届けてくれたことにただただ感謝。
東京公演の会場ヒューリックホールは有楽町マリオンの11Fにあるのだけど
エレベーターに乗れるのも7人ずつ、入場時は前の人と1m間隔を開けるように
指定され入口では体温測定。手首をピッとかざすタイプの検温器でした。
チケットの半券の裏に名前と連絡先を記入したのを確認したあと自分でもぎって
指定の籠に係の人に見せながら入る。手の消毒をしたあとに特典のパンフレットを
受け取り会場入り。トイレの前でも係の人が待ち構えてて出た後には必ず消毒。
座席は一つ置きに座るようになってて着席してもおしゃべりは禁止。
以前のように開演前の期待感が伝わってくるようなざわめきは一切ない。
みんな静かに開演を待つ。
終演後のカーテンコールは2回までと事前にお知らせがあったため
上演終了のアナウンスが終わるとみな静かに着席したまま係の指示に従い
退場を待つ。混雑を避けるためにブロックごとに案内されて黙って退場。
終始静か。興奮して感想を言い合ったりすることもない。
こんな終演後の光景は見たことがない。
会場外に張り出されているポスターも撮影禁止のため会場出た後は
まっすぐエレベーターもしくはエスカレーターで退場。
その間もみんな黙ったまま。
恐らくそこにいた観客の思いはただひとつ
「この舞台を守りたい。」
だったと思う。
恐らく当分この状態は続く。いやまた再度上演できなくなる可能性もある。
科白劇も同じ日に初日の幕があがり
今日が品川ステラボールでの公演が終了。
次は明後日から日本青年館ホールでの公演。
今次々とそれぞれ感染対策を行いながらいろいろな舞台の上演がスタートしている。
ミュージカル「憂国のモリアーティ」「死神遣いの事件帖-鎮魂夜曲-」などなど…
歌舞伎座も昨日から八月歌舞伎が4部制で観客席を制限して始まった。
歌舞伎座が5カ月ぶりに8月1日再開場 コロナ対策で演奏家らは黒マスク - 毎日新聞
稽古場からバックステージ、会場とどれだけ気を付けても足りないくらいで
神経が磨り減ることばかりだと思う。
できることをやりながら前に進んでる方たちには最大級のリスペクトを送ります。
私は自分ができること
・手洗い
・外出時はマスク
・外食は一人もしくは家族(夫)とのみ。感染対策をしてない店、グループでおしゃべりしながら飲食してる客が多い店には入らない
(感染経路を見ると会話しながらの飲食が一番危険。キャバクラ、ホストクラブ、居酒屋、カフェどこでも同じ。店側がいくら感染対策してても無神経な客がいたら台無し)
・よく眠りご飯をちゃんと食べて体調管理に気を付ける
これらを粛々とやり続けるのみ。
自分の身を守ることが自分の好きなものが続けられることに繋がるのだから。
舞台「KING OF DANCE」は愛知公演3公演がまだある。
今は無事上演できることを願うばかりです。