予定外
月曜は何だかバタバタする。
日テレプラスで放送してたミュージカル「憂国のモリアーティ」うっかり見始めたら録画してあるのに結局最後まで見てしまった。面白かったー
2.5の作品では珍しいバイオリンとピアノの生演奏が贅沢。シャーロック・ホームズが登場する作品ならやっぱり生でバイオリン聴きたいものね。
鈴木勝吾さんのウィリアム・ジェームス・モリアーティの歌声がよく通ること！薄ミュの風間千景のときにたっかい声だなぁー！と思ったけどあの高音すごい。しかも全然揺らがないし。シャーロック役の平野良さんは「最遊記歌劇伝」のGot Childのカミサマ役が素敵だったのよねぇ。今回は歌もよかったけどシャーロックの人を煙に巻くような仕草や動きが独特で面白かった。シャーロック役って個性が出るなぁ。レストレード役のしゅんりーさんは一見かっこいいんだけどしゅんりーさんはしゅんりーさんだった。箸休め的な？アクセントをつけてくれてた。「出番が欲しい」って言ってたけどｗ
鎌苅健太さんのワトソンはとっても誠実そう。かなりアクの強い平野シャーロックの毒気を中和させてる感じ。
他のキャストでは赤澤遼太郎くんがよかったなぁ。裏でモリアーティたちの手先となって動く忍者みたいな役で声ちっちゃくてほとんど聞こえないくらいなんだけどくらい表情の中にもシャープさがあって明るいイメージが強い彼だけど影がある役もいいんだなって思った。
途中で死んじゃう伯爵役の小南光司くんのいやな奴っぷりも意外な感じだったけどはまってた。もっとかわいい感じの役やる人かと思ったけど悪い役もやるんですね。
原作は知らないんだけどモリアーティ兄弟が法で裁けない不正を暴くためにシャーロックを操るみたいなお話で出てくる事件がコナン・ドイル原作のホームズシリーズの作品がモチーフになってるみたい。今回は「緋色の研究」のエピソードが引用されてた。ちょうどこの前リーディングシアターで拡樹さんとありしょーくんの朗読で見たばかりだったからまただ！って思ったけど面白い古典はいろんな形で物語に組み込まれるんだねー
8月に第2弾あるみたいみたいでちょっと見たいかもって思っちゃった。
今日は溜ってる円盤をもうちょっと消化しようと思ってたのに予定が狂ってしまったー
まぁ楽しかったからいいや。
