おうちに帰ろう

心茲にありと

リーディングシアター「緋色の研究」

今日は久しぶりに舞台に立つ拡樹さんをリアルタイムで拝見できましたよ。


リーディングシアター「緋色の研究」

 

拡樹さんがワトソンで有澤樟太郎くんがシャーロック・ホームズ。舞台「どろろ」の百鬼丸と多宝丸の兄弟コンビ。
1幕55分で休憩10分挟んで2幕25分。その後の25分のアフタートーク付き。

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開幕待ち。ソワソワします。

 

美術セット美しく衣装も19世紀イギリスらしい蝶ネクタイに濃い茶系のスーツという麗しさ。照明も場面ごとに変わって音楽も素敵。ZAIKOという配信サービスだったけど画面もめすごくクリアで綺麗でした。贅沢な時間だったなぁ。

 

拡樹さんはワトソン役だけどそれ以外の劇中人物も担当し、おばあさんやレストレードやグレグスンの演じ分けも披露。志村けんのおばあさんまでブッコんできました。ノリノリだったなぁ。途中宿屋の女主人では突然歌いだしたり演技プランもバッチリ。朗読劇ならではの楽しさがあった。

それでも最初はやっぱりちょっと緊張してたのかちょっと舌が回ってないところがあったり時々危なっかしいところが二人ともあった。朗読劇って普通のお芝居とは違う緊張感があるね。
ありしょーくんはとにかく声がいいし華やかだし見ててとても気持ちがいいんだよね。拡樹さんとありしょーくんまた共演してほしいなぁ。

 

アフタートークでは自粛期間中に何してたか?というありしょーくんの質問に(いい質問!ありがとう!ききたかった!)
最初の頃は公演の予定があったから台本読んだりしてたけど公演も中止になって何年振りかで何もすることがない期間になってさあどうしようと思って見てなかった映画見たりとかこれまでやれなかったことをしようと思ったけど3日で尽きた。外にも出られないからランニングもできなくて。結局テレビつけてぼーっとしてた。この間に楽器始めたり絵を描いたりした人もいるけど、やらなかったねぇー」って言ってた。ランニングできなかったのかぁー。さすがに体力も落ちてきたって言ってた。やっぱり何もできなかったんだねぇ。というかちゃんと家にいたってことがらしいなって思うしありしょーくんも言ってたけど思った通りだった。そういうときに何か始めたりする感じじゃないのよね。そういうところが信頼できるっていうか好きだなぁって思える。
演じてるときもアフタートークも終始楽しそうだった。
それが何よりでしたわ。

 

(ちょいの間)

 

アーカイブでもう一度見返した。

やっぱ演じ分けがお見事だわー

拡樹さんに落語やってほしいって声よく聞くけど確かに!って思う。前にインプロで「サンバ」のお題のヒントで「浅草」って出たときに咄嗟に落語家の真似されてて一瞬だったけどすごい上手かったんだよなぁ。あれ見てイケるやん!って思ったんだよね。「昭和元禄落語心中」が舞台化されたら八雲(菊比古)やってほしいというのもちらほら見かけてあーーー!そうだねーーー!ってなった。いやーあの作品はいろいろいろいろ思いがあるから大っぴらには言わないけど拡樹さんの八雲はそれはそれは素晴らしいだろうなぁーと思う。(ドラマ版美しかったけどね。八雲のイメージは拡樹さんの方が近いと思う。体格とか含めて。そして拡樹さんだったら特殊メーク不要で八雲いけると思うわ)

 

やっぱり舞台の上の拡樹さんはいいなぁ。早く劇場でお会いできますように。