舞台「ニンゲン御破算」初日感想

松尾スズキ作・演出の舞台「ニンゲン御破算」@Bunkamuraシアターコクーン

の初日に行ってきました。

 

2003年に中村勘三郎(当時勘九郎)さんのために松尾さんが書き下ろした

「ニンゲン御破産」をタイトルを1文字変更して再演。

勘三郎さんの役を阿部サダヲさんが演じ、阿部さんが演じていた灰次を

岡田将生くんが演じています。

幕末を舞台にした松尾さん唯一の時代劇だそうで、

武家の生まれだけど歌舞伎戯作者になりたい実之介(阿部さん)

武士になりたいマタギの兄弟黒太郎と灰次(荒川良々さん・岡田くん)

二人の幼馴染で吉原に売られていく旅芸人崩れのお吉(多部未華子さん)を中心に

場面転換も多く、実之介の妄想と現実が入り乱れて

今私が見ているのはどっち??と見ている側もついていくのが

大変な構成ですが、あまり深く考えずとにかく勢いのままに

身を任せて見ているとあっという間にラストになります。

最後はびっくりな展開で驚きました。

岡田くんが最後にどんでん返しがあり最初のシーンから思い返したくなると

コメントしてましたがまさにその通り。え?じゃああのときは…?などと

次に見るときのお楽しみになりました。

 

これまで見たことある松尾さんの作品は「ラストフラワーズ」「キレイ」「ゴーゴーボーイズゴーゴーヘブン」「業音」の4作品でこれが5作品め。

あまり多くはないのですが「業音」を除くと小劇場テイストの何でもありのナンセンスなお芝居をお金をかけたな商業演劇のスケールでやってるなぁという印象でした。

今回はさらに歌舞伎の要素も加わりシアターコクーンが昔の芝居小屋になったよう。

始まったばかりなのでストーリーには多くは触れませんがとにかく人の出入りは多いわ

場面転換は多いわ水に落ちるわでえらい騒ぎです。

れでも初演時よりも水落ちは減ったようですが。

「ゴーゴーボーイズゴーゴーヘブン」に続き綾音さんたちの和楽器長唄の生歌・生演奏が随所に入るのも贅沢。

ダンスに殺陣、大立ち回りと役者さんたちも舞台中心に据えられた階段を上がったり下りたり、客席の通路を走ったりととにかく動きが多い。

 

武家の家に生まれたけど戯作者になりたい実之介の妄想から始まったと思えば

桜田門外の変やハリスの通訳ヒュースケンが出てきたりと史実も入りますますカオス。

 

そんな目まぐるしい舞台で岡田将生くんはマタギの兄弟の弟の方、

猪ともヤッちゃう暴走野郎灰次をキレッキレに演じてます。

冒頭は官軍に追われている彰義隊に加勢するために客席から登場。

なぜかてっぺんに小鳥が乗っている笠を目深にかぶり一見渋め。

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前ブロックの席だったため後ろから台詞が聞こえてきてふぉ!!となりました。

最初の口上のシーンではいつもの肩を前からぐいっと押されるような

伸びのある声ではなくやや抑えめの声で

初日だしちょっと緊張しているのかなという印象。

その後、時代が遡って幕末のとある村で兄弟が武士になるために

画策しているシーンになり衣装は武士の袴姿からマタギの村人風の恰好に。

股引風なズボン?の上に短めの着物を重ねた顔も少し黒く汚しが入り

頭にはバンダナ、首には手ぬぐい的な巻物。

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これが思った以上にハマってました。前髪は地毛?っぽいけど後ろは恐らくウィッグをつけていると思われる緩くウエーブのかかった肩上の長さの髪を無造作にまとめたヘアスタイルがとにかくお似合い。

兄の黒太郎役の荒川良々さんも大柄なので兄弟二人で立ちまわるとコクーンの舞台が

窮屈に見えるほど。

黒太郎は鉄砲使いなので殺陣は少なく構えた格好が多く

岡田くんはとにかく乱暴。殺陣は華麗というより無骨でダイナミック。

武士ではなくマタギだから演出かなぁと思いました。

とにかく刀をやたらぶん回し振り回しめったやたらと人を斬りまくる。

いったい何人殺したんだろ?とにかく人だろうが猪だろうがタケノコだろうが

斬ることに躊躇がない。狂気が突き抜けて清々しいほど屈託がない。

実に嬉しそうな笑顔で刀を肩にかけて見栄を切る姿は粗野で洗練されてなくて

そこが素晴らしかったです。

そしていつも以上に大きく見えました。ほんとに181cmなのかなぁ?

 

2幕では派手目な柄の着物を羽織り、顔もすっきり白くなり遊び人風。

女郎を買うためにどんどん小判をつぎ込んでいくところのチンピラ風情の口調に

灰次の無邪気な狂気が見えてぞくぞくします。

 

松尾さん曰く灰次は無垢さと凶暴さが一体になったような役ということなのですが

何も考えてないおバカな感じから一瞬にして狂った顔に変わるところが何度もあり

見ていてどんどん引き込まれていきました。

 

色んな顔を見せてくれた灰次でしたが最後はまさかの女形姿で登場。

わざとキレイにしすぎないメイクと衣装にしたんだと思いますが

歩き方は灰次のままなので美しい化粧と派手な着物とのミスマッチが面白い。

美しいけど滑稽さの方に重心が置かれてる感じでしたね。

松尾さんは岡田くんにお化粧させるのが好きなんですかね。

「ゴーゴー~」のときもトーイに化粧させてたし。

カテコもそのままで何度も出てくるので歩きにくそうだし鬘も気になるしで

もぞもぞしてました。そういうところはちょっと可愛かったです。

 

松尾さんお得意の投げっぱなし演出のところは日を追うごとに変わってきそうで

どんな風になるのか楽しみです。あとゴーゴー~で出てきたセリフ(というか歌)

皆川猿時さんがそのまま言うところがあってゴーゴーファンとしては

嬉しかったです。そしてやっぱり岡田くんは素で笑ってました。

 

まだまだ書き足りてないし理解が追い付いてないので

とりあえず忘れないように思いつくまま書きました。

この後、少しずつ追加していこうと思います。(毎度恒例)

 

祝!2019年春のNHK朝ドラ「なつぞら」出演決定!

びっくりしたー!

今日の夕方17:00過ぎに何気なくTwitterを開いたら

飛び込んできたニュース。

毎回朝ドラのキャストが発表されるたびに

今回もいないのかあ…とがっかりすること数回。

(まだファンになって日が浅いので)

NHKは「平清盛」と昨年の単発ドラマ「絆ー走れ奇跡の子馬」

しか出演作品がなく、お声がかからないなぁと寂しく思っていました。

それが連続テレビ小説100作目となる記念作品が

初の朝ドラ出演作に!

岡田くんのコメント

「この仕事を始めて10年以上、いつかいつかと思っているうちに30手前になっていまして、やっと出られるということを本当に嬉しく思います。培ってきたものを全部出していきたい」

来年のドラマ放送中に30歳の誕生日を迎える岡田くん。

ほんとうにおめでとうございます!


www.nhk.or.jp

今回の作品の役どころは広瀬すずちゃん演じるヒロイン

奥原なつの「大好きな、たったひとりの兄」奥原咲太郎(さいたろう)

という役らしいです。

戦争で両親をなくし、なつともう一人の妹千遥(ちはる:キャスト未発表)

を父の親友と親戚に預けたあと行方知れずになっているそう。

舞台は北海道ですが、岡田くん演じる咲太郎は北海道にはいないようです。

そして役柄紹介にめっちゃ気になる一文が

歌とタップダンスが大好きな陽気な兄」…

は?タタタップダンス???歌??

全く想像つきませんけど??

いや、やってくれるでしょう。きっと。うん、大丈夫(言い聞かせる)

実際に歌ったり踊ったりするシーンがあるのかどうかわかりませんが

これまで演じたどのキャラクターとも違いそうで

どんな役になるのかわくわくです。

映画「家族のはなし」でミュージシャンを目指すギタリスト役という

役柄に挑戦されるのに続いてまたまた新境地ですね。

以下のインタビューにあった

www.oricon.co.jp

「事務所の方とも色々と今後の仕事について話すようになったんです。ちゃんと先のことを考えているのと考えていないのとでは結構な差が出るんじゃないかなと思っていて。今はまだどんなことを考えているのかは言えないのですが、色んなことに挑戦していくと思うので楽しみにしていただけたら嬉しいです。」

というコメントがひとつひとつ実現しているようで嬉しくもあります。

 

また今回の役についてはこんなコメントもあり

「(なつを)トラブルに巻き込んでしまうような役ですが、憎まれず愛されるようなキャラクターにしたい」

 どうやらだめんずっぽい?定職にもつかずショービジネス界を夢見て

すずちゃんに借金とかしてそうな?妄想が広がります。

2018年8月から撮影開始だそうで、来年春の放送開始が待ち遠しいですね。

これでまた寿命が延びました。

 

mdpr.jp

www3.nhk.or.jp

 

来年秋まで生きねば!!

「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」Blu-ray&DVD発売記念 !第二章が見たいんです!

2018年3月23日、待ちに待った

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」

Blu-ray&DVDが発売となりました!!

 

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祝!!

いやぁ長かった!

昨年の10月5日に上映終了から約半年

(年明けに目黒シネマで「銀魂」と二本立て上映もありましたが)

首が天井知らずに伸びるくらい待ちました。

 

発売前のイベントとして

タワーレコード渋谷店を皮切りに池袋店、新宿店で

衣装展示が行われました。

各所をめぐって実際にキャストの皆さんが着用されていた衣装を目の前に

してテンション上がりまくり。

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主要キャスト勢揃い~感涙!



先頭を切って渋谷店では3/6から

仗助、康一、形兆、億泰、アンジェロ、由花子、承太郎

メインキャスト全員の衣装が展示されています。(~4/6(金)まで展示中)

渋谷店でまずきれいな状態の衣装を見て感激。

シルエットが美しいこと素材がしっかりしていること、

靴のヒールが高いこと、ボタンが全員違うことなど細かいところまで

考えらえたデザインになっていることがジョジョの世界観を再現することに隅々まで

気を配っていたんだなということがわかりました。

 

形兆の衣装についてはとにかく脚が長い!!ウエスト位置おかしくない?

という腰の高さにも感動しました。

あと億泰とぴったりとくっついているところもやっぱり兄弟は

こうでなくちゃねという感じ。

「TRILLION」の刺繍もしっかり見れて大満足。

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虹村兄弟!

なんだかんだで渋谷には3回ほど行く機会がありその度に有難い…と呟きながら

拝んできました。

 そうそう田園都市線の渋谷駅ハチ公口にはこんなパネルも展示されてました。

 

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キラキラしてます。目立ちます。

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虹村兄弟は別撮りで


3月22日から池袋、新宿でも衣装展が始まるとのこと。

渋谷店もまだ衣装が飾ってあるのにどういうことかな?違う衣装?と思いつつ

池袋店、行ってみました。

仗助の衣装は最初のバドカンの攻撃を受けた後の状態で

袖のところに砲弾の小さな穴がたくさん開いていて

康一はワイシャツの襟に血のりがついていました。

背面には床や壁に背中をこすられた跡のような汚れがありました。

そうか、映画のシーンに合わせてダメージ度の違う衣装が用意されていて

それが展示されているのかと納得。まっさら状態の衣装よりも生々しい感じが

してむしろ興奮。映画の場面を思い出し鼻息が荒くなりました。

 

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仗助の袖口。億泰を掴むときに受けた砲弾の跡かな

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康一くんの血のりつきシャツ。生々しくてグッときますね


ということは新宿店の虹村兄弟の衣装もダメージものか!と予想し

これは絶対に行かなくては!と翌日、ディスク発売当日の3/23に仕事の合間に

わざわざ新宿まで出向いて見てきました。(もう必死のパッチ

見事予想通り、形兆にはミサイル弾の返り討ちにあった大きな穴が銅部分に3か所

億泰にはバドカン砲撃の無数の穴、仗助は肩が大きく破れていてズボンや袖も

穴や傷が増えていて激戦のすさまじさを物語る衣装が展示されていました。

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クレDにより再生されたミサイル弾の返り討ちを受けた穴。ふつー死ぬよね

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もう一か所。ずれたところにも穴を開けるとか細かいです

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仗助の肩口。この破れ方は映画の中でも印象的だったのでじっくり見れて嬉しい

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長ランとその下のズボンにも穴

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バッドカンパニーの砲弾滅多打ち状態の億泰

もうね、見た時震えましたよね。ほんと。

これが、あの虹村邸での戦闘シーンでキャストの皆さんが着ていたものなのね…

それが目の前にある…という感動。

文字通り血と汗がにじんでいると思うとここに運んでくれたスタッフの皆さんに

感謝しかありません。ありがとうございます。タワーレコードさん

今回はHMVで早々に予約してしまったので売り上げに貢献できませんでしたが

次回何かあったらタワーレコードで予約します。はい。

 

そんなこんなで発売前から浮ついた状態で数日を過ごし

佐川急便さんからHMVの箱が届いたときの感動と言ったら!

オットから

「クリスマスプレゼントを受け取った子どもみたい」

言われましたが包みを開けるのももどかしいという感じで

バリバリと袋を開けて取り出しましたよね、ええ。

 

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コレクターズエディション!Blu-ray2枚+DVD1枚の3枚組です!

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メインキャストのビジュアルカード付!

本編、メイキング、製作発表、ジャパンプレミア、初日舞台挨拶等々

入ったBlu-ray2枚、DVD1枚の3枚組。

ビジュアルカード、B6のクリアファイル、ステッカー、山岸由花子問題集

など特典も盛りだくさん。それらをじっくり味わう前に

まずは本編から見ましたよ。金曜日の夕方からね。

そのために仕事は以前よりブロックしてたんですから。

 

で、2時間後。これ以上ないってくらい泣きました。

泣きすぎて頭痛がしたくらい。21回目だっつーのにまだ泣けるのかと

我ながら引く。いや、映画を最後に見てから原作も読み返して

アニメも見てその他いろいろな創作ものも見ていたので

より作品に対する考察が深まった上で見たのでむしろ映画上映時よりも

泣きましたね。

冒頭の形兆の登場シーンで涙腺がやばい。

形兆と億泰が向かい合うシーンでうるうる。

虹村邸に入ってからは泣きっぱなし。

そんな調子でした。

映画についての感想はブログに散々書いたのでここでは割愛します。

散々書き散らかした感想はこちら

unatamasan.hatenablog.com

unatamasan.hatenablog.com

unatamasan.hatenablog.com

unatamasan.hatenablog.com

unatamasan.hatenablog.com

 

で、特典ディスク1のメイキング。

これがねー、素晴らしかったんですよ。

スペインロケの雰囲気がよくてね。ジョジョの世界を思う存分作り込むには

やっぱ日本は狭すぎらーって感じでシッチェス万歳ですわ。

現地スタッフの方たちとの一体感もよくてクランクイン初日に

山﨑賢人くんはすっかり仗助の顔になってました。

本編ではカットされたぶどうが丘高校の屋上で康一と話すシーンが

初日だったのですが、まんま仗助と康一でした。

賢人くん、神木くんでインタビューを受けてる姿も役に馴染んでて

このシーン映画でも見たかったなぁ。

 

山田孝之さんはインタビュー受けてるときはアンジェロらしく

危ないことも言ってるんですけど賢人くんと接してるときは

優しい先輩で三池組常連の伊勢谷さんも一緒に主役としての賢人くんを

支えていていい雰囲気だなぁと思いました。

実は主役の賢人くん以上にプレッシャーだったのではと思ったのが

承太郎役の伊勢谷さん。

映画公開時はジョジョ原作を全部読んでいなかったのでわからなかったのですが

空条承太郎ジョジョ歴代オールスターズの中でもセンターにいるべき人物だと

今更ながら知り、そんなキャラを演じるって相当恐ろしかっただろうなと。

でもそんなことは微塵も感じさせないスマートで知的な甥っ子だったと思います。

 

役作りで身体を鍛えていたという新田真剣祐くんは可愛い億泰そのまま。

インタビューでの話し方は控え目なんですが賢人くんの肩を揉んだり

賢人くんに脅かされたりとじゃれあう姿は仗助と億泰を見ているよう。

形兆役の岡田くんには「筋トレあとにこっちくんなよ怖いよ」

言われてるのにずいずい近づき後ろから抱きついたり抱え上げたり

追いかけた後に花嫁をエスコートするかのごとく手を引いて階段を

降りてきたりとコミュニケーションの取り方がめちゃくちゃ。

原作の虹村兄弟の関係より弟の方が主導権持ってるところがおかしかったですね。

岡田くんも今まで兄貴と呼ばれることがほとんどなかったので

困惑しながらも受け入れちゃうところがらしいなぁと思って

もう少しこの二人の絡みが見たかったですね。

 

形兆のクランクインが良平じいちゃんの葬式の場面で最初のシーンを

撮り終えた後、三池監督から「(形兆が)見えたね」と声をかけられたとき

すごく嬉しそうな顔してたのが印象的でした。

原作ファンでもある岡田くんも形兆の役作りは大変だったと思うので

三池監督の言葉にほっとした様子が伺えました。

 

美術スタッフの方のインタビューもあってスペインの町を杜王町に変える工夫や

虹村邸の造型も見られて思ったより色々な色味が使われているのが意外でした。

映画で見てると薄暗いので壁や階段の色があんまりわからなかったのですが

赤や青や黄色など思った以上に強めの色で塗られていてかなり細かいところまで

こだわって作られてました。

スペインでジョジョの世界観を確立したあとに日本でのセット撮影を行ったのも

よかったのかな。神木くんも言ってましたが最初がスペインでよかった、

日本に帰ってきても杜王町の雰囲気を頭に描きながら演技できたと。

それを聞いて虹村邸に入ってからの賢人くんの表情がどんどんヒーロー仗助に

なっていったのも納得だなと思いました。

 

スタンドCGのメイキングも何段階にもわたって映像を重ねていく様を

見せてくれて実際の映像とCGを違和感なく見せるための技術を追求した上での

映像であることが実感できて

とにかく手がかかってることがわかります。

 

スタッフ、キャストそれぞれができることを出し尽くして出来上がった

映画だったんだなということが伝わり改めて感動しました。

 

公開記念ナビ番組も収録されていて公開直前に放送された番組なんですが

見逃していたので入れてくれて感謝!です。

山﨑賢人くん、新田真剣祐くん、神木隆之介くんがジョジョに纏わる

場所を訪れて撮影裏話を語るというものなんですが

神保町の古本屋でジョジョ連載開始号のジャンプを見るキラキラした目

荒木先生の原画が奉納されている日枝神社で各ジョジョキャラのイラストを

名前を上げながら嬉しそうに話す姿はジョジョに真摯に向き合ってた様子が

伺えて見ていて胸が熱くなるものがありました。

あと賢人くん、真剣祐くんが見て欲しいシーンとしてスタンドバトルだけじゃなくて

仗助が億泰を助ける場面を取り上げてあそこは億泰が変化するキーポイントになる

熱い場面なのでぜひ見て欲しいと語っているのを聞き

うわ~!そこ!私もそのシーンについて一緒に語りたいんだけど!

じたばたしました。めちゃくちゃ嬉しい。

その他サグラダファミリアに岡田くんと神木くん、賢人くんで観光に行った時

岡田くんが感動しているのに振り返ったら二人はピザを食べていたとか

休憩時間に神木くんと岡田くんが衣装のまま将棋を指していたとか

楽しいエピソードも聞けて、できればそれもまるっとメイキングに

入れて欲しかったけどまぁ無理でしたね。第二章で待ってますから。

(岡田くん出るのか?)

 

特典ディスク2は製作発表からジャパンプレミア、初日舞台挨拶の他

各プロモーションの様子が入っていました。

すっかり忘れてたけどこの記者会見、作品名も全部伏せられた状態で

始まったんですね。で、TBS、東宝、ワーナーが初めて三社合同で

製作するというのが話題だったらしいのですが

今見るとこの始まり方からうーん…という感じ。

もう少し普通にできなかったのかなぁ…

無駄に出演者とスタッフにプレッシャーを与えるだけだし

何となくですけど記者の方にもあんまり好感を持たれてなかったような…?

私自身、岡田くんが出てなければあまり関心を持たなかったような気がします。

気の毒なくらい緊張していたキャスト陣がどこか置いてきぼりな

感じはしましたね。

メイキングで現場の雰囲気の良さを見せられた後だけに

営業と現場の温度感の違いあるあるみたいな感じでしょうかね。

 

あとキャスト紹介のとき原作のそれぞれの人物の絵が

バーンと画面に映し出された後に登場するんですが

あまりにも原作の絵と役者さんの見た目が違うので

これも逆効果だったのかなぁと思いました。

原作未読だった私は形兆のこの姿と岡田くんがかけ離れすぎていて

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この人を岡田くんが演るの??はて??

???で頭の中が埋め尽くされましたね。

今となっては形兆は岡田くん以外考えられないと思ってますが。

 

ジャパンプレミア、舞台挨拶では

岡田くんのスペインでの風呂場で転倒大出血気絶事件については

さくっと削られてました。

やっぱ言っちゃいけない案件だったんですね、三池監督。

もう聞いちゃったしみんな知ってるけどね。

 

各プロモーションの映像も収められており

散々な評判だった女子高生を集めたリーゼントイベントとか護摩行とかも

今見ると賢人くんが真摯に対応していてその都度話す内容も変えていたり

ちゃんと仗助の気持ちになって話していて

よく頑張ったね…」みたいな気持ちになりイベントの良しあしはともかく

賢人くんの頑張りを残してくれたことがよかったと思います。

数々のプロモーションのご褒美的なイベントが公開後に行われた

アニメ版東方仗助役の小野友樹さんとの舞台挨拶でしょうか。

この時の賢人くんは司会者の方が振らなくても(小野さんが聞き上手というのもあり)

とにかくよくしゃべりとても楽しそうでした。

小野さんの気遣いも素敵でようやく重圧から解放されたような笑顔が見れて

見ているこちらも嬉しくなりました。

これで映画も大ヒットだったら言うことなしだったんですが…

 

映画は興行的には成功とはいえない結果だったので

ファンの間では第二章製作が中止になるのではという危惧から

ディスクで盛り返さねばと発売直前からまた公開時に熱くなった人たちが

自然発生的に過去ツイを再RTしたり映画のすばらしさを改めて

語ったりと再び盛り上がりつつあります。

 

私は岡田将生くんきっかけで実写を見た人間ですが

原作にもはまって今ではジョジョの作品としてこの映画は大切な作品となりました。

 

公開当時に実写化に懐疑的だった原作ファンの人でも

見ると「思ったよりよかった」「感動した」「第二章見たい」という声が

じわじわ出ていました。↓上映時の感想がまとめられています

togetter.com

 

映画見逃してた方々もレンタルでもなんでもいいので

ぜひ見て語って欲しいと思います。

まだ第一章なんですよ。始まったばかりなんですよ。

吉良もまだ出てきてないんですよ。他にも見たいキャラはたくさんいるんですよ。

ということ何卒よろしくお願いします。

 

ありがとう「天然コケッコー」

岡田将生くんが本格的に映画に出演した初めての作品

(その前に「アヒルと鴨のコインロッカー」にも出てますが

出番はかなり短いらしい)

で2007年公開の「天然コケッコー」をキネカ大森で開催された

柳英里紗映画祭の中でフィルム上映されるというので

見に行ってきました。

 

公開は2007年ですが撮影はおそらくその1~2年前くらい。

だいたい高校2年生くらいのときですかね。

中学2年の夏から高校入学までの1年半を描いています。

 

岡田くん演じる大沢広海は東京から母の実家である島根県の田舎に

引っ越してくる男の子。

中学校と小学校が同じ校舎で中学生が夏帆ちゃん演じるヒロイン右田そよを

入れて3人。大沢くんを入れたら4人です。

小学生も4人。登下校も中学生小学生全員で登校するようなド田舎です。

そんなところにいかにも東京のオトコノコという大沢くんが登場するのだから

そりゃあ女子はみんなドキドキするってもの。

 

しかしこの大沢くんは単なる王子様ではなくてムスっとした顔をして

田舎をバカにするような態度を取ります。まぁこのあたりも少女漫画に

ありがちな設定ですね。

かっこいいのに感じ悪い男子にだいたいヒロインは恋するものです。

 

くらもちふさこさんの原作は未読なのですが、くらもち作品は昔は好きで

読んでいて、だいたい主人公の女の子は性格は悪くないのに天邪鬼で

空気が読めなくて友達を小さく傷つけるんですが

(決定的に傷つけるわけではないところがポイント)

そよちゃんも典型的なくらもちヒロイン。自分のことを「わし」と言ったり

バレンタインのチョコを友達にも大沢くんに上げるように提案したり

無邪気というか鈍感というかまぁ所謂天然な子です。

そんな天然なヒロインを夏帆ちゃんがのびのびと演じていて気持ちがよいです。

 

対する大沢くんの岡田将生くんですが、いかにも都会っ子で斜に構えてて

いつも不機嫌そうな顔をしている少年。

一目で田舎ではどうやったって目立つだろうなというルックスで有無を言わせない

存在感です。

 

この映画での岡田くんは見た目の美しさ以外は何も武器がない少年でした。

逆に言うとその武器ひとつだけで勝負しているところがむしろ清々しいくらい。

演技らしい演技はしていないです。(本人はしてるつもりでしょうが)

いかにも素人で思い出作りとして映画出演してその後俳優を辞めてても

不思議ではないなというくらい下手くそでした。

実際に山下敦宏監督は昨年の上映会が行われた際のトークショー

岡田くんがこんなに人気出ると思わなかったとおっしゃっています。

natalie.mu

また、キネカ大森での上映後の柳英里紗さんと藤本聖子さん(どちらも出演者)

トークショーでも

脚本の渡辺あやさんが同じような話をされていたようです。

出演者の中で岡田くんが一番年上だったらしいのですが

・虫がきらいで逃げ回る

・セリフが覚えられない

テンション上げるために武藤さんのプロレス見たり岡本太郎展に行ったりしてた

・ずっとヘッドホンで銀杏BOYZ聞いてた

などなど恐らくこの子大丈夫かなと思われていたようです。

 

藤本さんは最近はドラマとか見てあぁ演技上手だなぁ、うまい俳優さんだなあと

思うようになったとおっしゃって岡田くんの変化に感慨深げでした。

柳さんはよく街で岡田くんに会うらしく遠くから伊吹ちゃんって呼んでる人が

いるから誰だろうと思うと岡田くんだったみたいなエピソードを話されていました。

「告白」の先生役はよかったよね、ともおっしゃってました。

 

私も映画を観ながらほんとに成長したんだねぇと

当時を知らないのにしみじみと感心してしまいました。

大人になった岡田くんを知っているから言えることですが

公開時にこの映画を観ていたらこの子は顔はきれいだけど

長く続かないだろうなぁと思っていたと思います。

今こうやって岡田くんの演技を楽しむことができてよかったなぁ

どなたに感謝してよいのかわからないけどありがとうございますという気持ちと

岡田くんは続けられるように頑張ったんだねぇと偉そうですが

親戚のおばちゃんよろしく盛大に褒めたたえたい思い気持ちでいっぱいです。

 

美しくも拙く不器用な佇まいが記録として映像に残り

その時期特有の輝きを封じ込めた宝石箱のような作品として残されていて

今もそれを見ることができるというのは本当にありがたい(何度も言いますが)

ことだと思いながら映画館を後にしました。

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この少年が

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こんな兄貴に成長してくれたんですからね

 

映画「伊藤くんAtoE」至高の最低男を堪能

1/12から岡田将生くん・木村文乃さんダブル主演の映画「伊藤くんAtoE」が公開されました。公開前(公開後も少し)の怒涛の番宣ラッシュはこちら

 

映画化の一報があってから柚木麻子先生原作の同名小説を読み

先行して放送された伊藤くんをとりまくA~Eの女性側を中心とした

深夜ドラマも観た上で映画に臨みました。

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原作はA~Eまで別々の話になっていますが、映像化にあたって

Eのスランプに陥っている崖っぷち脚本家矢崎莉桜が

A(島原智美:佐々木希さん)5年間付き合ってる伊藤くんに振り向いてもらえない女

B(野瀬修子:志田未来さん)男に興味ないのに伊藤くんにストーキングされる女

C(相田聡子:池田エライザさん)親友(D)への嫉妬心から伊藤くんと寝る女

D(神保実希:夏帆さん)伊藤くんに処女をささげたいと思っている女

の4人の女性から恋愛相談と称してドラマの題材にするために話を聞く形で進みます。

 

ドラマ版では莉桜がイメージした男性が伊藤くん役になり

Aのときはプロデューサー役の田中圭さん、

Bのときには売れっ子脚本家クズケン役の中村倫也さん、

Cのときは自分を有名にしたドラマ「東京ドールハウス」の主演俳優役の

山田裕貴くんが演じています。

実際ドラマで演じた皆さんの伊藤くんもそれぞれ良さが出ていて

これ結構プレッシャーなのでは…と思っていたんですが

最後、Dの回で岡田くんが伊藤くんとして登場したときは

真打登場!という迫力でこれぞまさに伊藤だわと納得でした。

不安に思った自分はまだまだ岡田くんを信じ切れていなかった、

すいませんと思いました。

 

映画は莉桜が主催するドラマ研究会で浮世離れした発言をして

クラスのみんなが失笑し莉桜が小馬鹿にしたような返しをしても

「やだなぁ、矢崎女史」と全く意に介さず

にやにやしているという伊藤という人物の気持ち悪さ全開で始まります。

恐らくこのシーンが一番大げさに伊藤くんの気持ち悪さを強調していたと思います。

掴みはOKって感じですね。

eiga.com

 

その後自転車で東京の町を疾走する伊藤くんをカメラが追い

タイトルバックが出るところは廣木監督が得意とする長回し

映像の良さが活かされていたなと思います。

岡田くんの長身と自転車をこぐ姿と緩い坂をさわやかに

駆け上がる絵面の美しさは先程の気持ち悪さはどこへやら。

伊藤くんなんだか素敵とまんまと騙されてしまいます。


莉桜に相談をもちかけるA~Dの女性たちも

それぞれに問題がありリレー方式で伊藤くんのダメなところが

彼女たちに当てはめながら繋いでいきます。

 

Aの島原智美は容姿端麗、仕事もちゃんとしているのに

なぜか伊藤くんのような28にもなってバイト暮らしの男性と5年も付き合ってます。

彼女は伊藤くんの見た目はいいのに自分に自信が持てず責任を持ちたくない部分に

そのまま当てはまる。

Bの野瀬修子は学芸員になるために今はバイトで過ごしていて

今の自分は仮の姿で本当の自分とは違うと思っているところは脚本家になりたいと

いいながら何も書いていない伊藤くんと同じ。

Cの相田聡子は親友が自分が得られないものを手にしようとしていることに嫉妬して

伊藤くんと寝てしまうところは自分のことを好きだと言っていた実希が

クズケンと一緒にいると聞いてホテルまで来てしまう伊藤くんの身勝手さに重なる。

Dの神保実希は自分のことを想ってくれているクズケンに気づかず

目の前で伊藤くんにクズケンのことは何とも思ってないと

言えてしまう鈍感なところが智美を傷つける伊藤くんそのまま。

 

と伊藤くんの悪いところをぐるぐると指摘していくと全て自分に返ってきて

女性たちは伊藤くんと関わることで自分の未熟さや欠点に気が付き

伊藤くんから離れて前に踏み出します。

 

最後にEの女、莉桜はすべての女性に共通していた伊藤くんが同一人物で

自分の教室の教え子であることを知り、

莉桜が書く予定だった脚本の企画よりも伊藤くんの企画が選ばれたことで

無様な負け犬になった莉桜に追い打ちをかけるように伊藤くんが現れます。

(結果はどちらも選ばれなかったのですが)

伊藤くんは脚本を書くつもりなど最初からなかった、周りのみんながあせるのが

見たいからプロットを出しただけ、と莉桜が想像もしないようなことを言います。

傷つきたくないから戦わない、リングに決して上がらないという伊藤くんの言い分を

黙って聞いている莉桜ですが、最後に私は何度傷ついてもこれからも書き続けると

自らに言い聞かせるように伊藤に宣言します。

伊藤くんは黙って莉桜を見下ろし去っていきます。

 

伊藤くんという嵐に巻き込まれた女性たちは伊藤くんに反射した

自分の無様さに気づき変わっていきましたが

嵐の目にいる伊藤くんは無風状態。女性たちが変わっていったことも気づかず

1ミリも変わっていない姿で自転車を押しながら画面を通過していきました。

 

伊藤くんの突っ込みどころはたくさんあり

まず柄のシャツに青いリュック、厚めの前髪という年齢不詳な恰好。

猫柄のシャツ着た男に「僕が君たちを狂わせてしまったんだ」とか言われたくないし。

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いつも自転車に乗ってるけど一体どこから来ているのか。

実家が千葉で一人暮らしはしてないようなので千葉から自転車で来てるのか?

莉桜のオフィスで飾られているトロフィーや楯をバックに自撮りするとか意味不明。

裸の上半身は胸板の薄さの割にお腹周りにはうっすらと

脂肪がついている身体は28歳という年相応で童貞だった事実とのギャップが

気味悪さを醸し出す。(これ役作りで身体作ってたのかな?考えすぎか)

一番イラっとしたのが実希から紹介されたテレビ局のADのバイトしてるとき

先輩ADから注意されたときに「了解でぇーっす」って返事するところ。

お前が仕事ミスしたのになんだその言い方は!

挙句、先輩ADと方向性の違いでぶつかっちゃって

明日はバイト行くのやめようと思ってとか実季に愚痴ったり

ほんとなめすぎだから!

 

そしてラスト、電話の相手に「もしもしミサキちゃん?」と話しかけてたけど

莉桜と伊藤の代わりに通ったドラマの企画に出るアイドルが「ミサキ」って

名前だったんですよね。まさかそことも繋がっているのか?とか。

結局伊藤くんの本当の姿はわからずじまい。きっと今日もどこかで

中身のないことを言いながら漂って生きてるだろうなと想像できる。

 

 

ドラマでは別々の俳優さんが演じているし莉桜の頭の中では

別人なので極端に違った性格で演じても

おかしくはないのですが、「とらえどころのない」人物として

統一性を持たせておりデフォルメせずに各女性たちと対面していて

気持ち悪さとリアリティのバランスが絶妙だなと思いました。

 

画面がきれいで全体のトーンが静かなので原作の持つ生々しさや

毒気はあまりないので原作ファンにはもしかしたら物足りないかもしれません。

そのあたりはドラマ版の方が女性の本心をもう少し細かく描いているので

そちらでどうぞということなのかもしれないですね。

この試みが成功しているかどうかはわかりませんが。 

 

原作通りなら伊藤くんが主役になるような話ではないと思います。

5人の女性のダメなところを全部持ってる男性なんてあり得ないし

そんなクズが主役になるってどうなんでしょう?

しかも主役なんだから少しは成長して終わるかと思いきや

全く成長しないまま終わるという普通の映画ではあまりない結末。

そんな役をイキイキと演じる岡田将生、うっかりしたら魅力的に見えちゃう

恐ろしさ。ラストシーンが彼のいやらしい笑顔で終わるのに

andropの「Joker」の楽曲の良さも相まってなぜか爽快な気分にすら

なってしまう不思議。とにかく彼の表情一つ一つから目が離せませんでした。

伊藤くんを主役たらしめたのは岡田将生という俳優の力だと思います。 

 

対する女優陣も素晴らしく、伊藤くんから解放されたときの表情が

皆さん美しかったです。特に佐々木希さんが涙した顔にライト(夕陽かな?)

が当たったところはとてもきれいでした。

 

岡田くんが主演した映画をスクリーンで見るのは「ST」以来で

そのときにも思ったのですがやっぱり岡田くんは映画館で見ると映えるなぁ

ということでした。

(「ストレイヤーズクロニクル」は劇場では見ていません)

 

若い時から映画で主演を務めていたためか画面に出た時の収まりがよく

映画館のスピーカーで聴く声が生の声やテレビの声とも違って

ものすごく耳触りがいいというか通りがよいというか。

初めて「ST」を見た時も真っ先に印象に残ったのが声だったんですが

改めて声の良さを実感しました。

 

舞台向きだし舞台の姿もこれからどんどん見たいですが

映画で育ってきた人だというのを再認識しました。

 

銀魂」や「ジョジョの奇妙な冒険」のように脇で光る役も素晴らしいですが

主役ってやっぱりいいもんだなぁというのを(当然ですが)しみじみと

噛みしめています。

 

 

 

 

映画「伊藤くんAtoE」番宣まとめ

岡田将生くんが木村文乃さんとW主演を務める

映画「伊藤くんAtoE」が1/12に公開されました。

それに先立ちインタビュー記事の雑誌やテレビのバラエティ番組への出演など

洪水のような情報が押し寄せました。

 

本日放送の火曜サプライズで番宣活動がひと段落したので

後で見返しやすいように記録としてまとめてみました。

 

<雑誌>

 

 '18.01/15 :TVガイドdan vol.17 (表紙)

 '18.01/12 :ar 2月号

 '18.01/12 :美人百花 2月号

 '18.01/10 :anan No.2085

 '18.01/10 :Men's JOKER 2月号

 '18.01/09 :TVガイドPERSON Vol.65

 '18.01/08 :TOKYO HEADLINE

 '18.01/06 :LEE 2月号

 '18.01/06 :InRed 2月号

 '18.01/06 :GLITTER 2月号

 '18.01/04 :J Movie Magazine Vol.31

 '18.01/04 :CINEMA SQUARE Vol.98

 '17.12/29 :週刊ザ・テレビジョン

 '17.12/28 :ココハナ 2月号

 '17.12/28 :Men's PREPPY(表紙)

 '17.12/28 :月刊Audition 2月号

 '17.12/28 :ROCKIN'ON JAPAN 2月号

 '17.12/28 :TV LIFE

 '17.12/27 :月刊EXILE

 '17.12/27 :MORE 2月号

 '17.12/27 :CLASSY. 2月号

 '17.12/25 :クロワッサン No.964

 '17.12/25 :スカパー!TVガイドBS+CS 1月号

 '17.12/25 :スカパー!TVガイドプレミアム1月号

 '17.12/23 :Soup. 2月号(デジタル版)

 '17.12/21 :SPRiNG 2月号

 '17.12/21 :JJ 2月号

 '17.12/21 :CanCam 2月号

 '17.12/21 :GINGER 2月号

 '17.12/20 :月刊Clubism

 '17.12/20 :キネマ旬報 1月上旬新年特別号

 '17.12/19 :CUT 1月号

 '17.12/19 :バァフアウト! 1月号

 '17.12/18 :PICT UP 110号

 '17.12/17 :JELLY 2月号

 '17.12/15 :東京ウォーカー 1月号増刊(表紙)

 '17.12/15 :LEONET TIMES 1月号(表紙)

 '17.12/15 :月刊ソングス 1月号

 '17.12/12 :+act. 1月号

 '17.12/10 :Men's JOKER 1月号

 '17.12/07 :steady. 1月号

 '17.12/06 :週刊ザ・テレビジョン

 '17.11/28 :Numero 1・2月合併号 ※こちらは「名刺ゲーム」メイン

 '17.11/22 :SODA 1月号

 '17.11/15 :QLAP! 12月号

 

書き出して驚きましたが全部で45誌!!!!(フリーペーパー含む)

いやぁー改めてお疲れ様です。

うち購入済みは25誌。うう、自分としては頑張った方です…

 

そして番宣出演は

 

■NTV「火曜サプライズ

 2018年1月16日(火)19:00~19:56

 

■NTV「人生が変わる1分間の深イイ話 深イイ×しゃべくり」

 2018年1月15日(月)21:00~22:54

 

■TBS「櫻井・有吉THE夜会

 2018年1月11日(木)22:00~

 

■TBS「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」

 2018年1月11日(木)20:00~

 

■NTV「ザ!世界仰天ニュース 新春4時間SP」

 2018年1月9日(火)19:00~22:54

 

■TBS「なかい君の学スイッチ」

 2018年1月8日(月)23:56~

 

■TBS「王様のブランチ」(「買い物の達人」コーナー)

 2018年1月6日(土)9:30~

 

■NTV「沸騰ワード10 SP」

 2018年1月5日(金)19:00~20:54

 

■CX「関ジャニ∞クロニクル ぶち上げろ2018正月SP」

 2018年1月3日(水)23:30~24:30

 

■NTV「有吉ゼミ 4時間スペシャル」

 2017年12月25日(月)19:00~

 

■NTV「得する人損する人」

 

(関東での放送のみ。これに関西ローカルでの番組を入れるともっと多いです)

 

こちらは11番組…レコーダーフル活動でした。

 

Webメディア

 

ananweb.jp

 

mantan-web.jp

 

mantan-web.jp

 

 

岡田将生、ずっと待っていた“痛男”役に手応え 「共感のなさを楽しんで」 /2018年1月13日 - 映画 - ニュース - クランクイン!

 

cinemaga.nihon-eiga.com

 

woman.type.jp

 

(抜粋)

「だからバラエティーに出させていただくときは、とにかく芸人さんたちに迷惑がかからないように一生懸命やりたい。芸人さんって、頭の回転が速くて、繰り出す言葉がみんな面白いし、本当に尊敬します。とてもじゃないけど、僕にはついていけません。だからこそ、せめて自分にボールを投げられたときは、たとえカッコ悪くてもいいから、全力で返したいなっていう気持ちが強いんです」

 

ananweb.jp

 

rankingbox.jp

 

rankingbox.jp

 

joshi-spa.jp

 

news.livedoor.com

 

(抜粋)

外出するとき、どうしても周囲の目線が気になって、緊張してしまうんですよね。だからなるべく外に出たくない…。これ完全に自意識過剰ですよね。別にいつも見られてるわけでもないんですけど。これは、この仕事をしてるからというより、もともとの性格が大きいと思うんです

『悪人』ももう7年前で、撮影のときは20歳でしたね。いま思い返すと、やっぱりあのときもすごく楽しかったんですよね。

30代の先輩たちを見ていると、さらにまた違う役をどんどん求められているんですよね。自分にも夫役、お父さん役なんかも来るようになるかもしれないし、その変化を楽しみたいです。そういう意味で28歳のいまは、ちょっと中途半端な感じがして、なんか居心地がよくないんです(苦笑)。

ーそれでは、同世代の存在はどんなふうに見てらっしゃいますか? 先ほどの夏帆さんもそうですが、10代や20代前半で青春物語に出ていた面々が、当時とはまったく違う個性を発揮して輝いていたり…。

みんな、いい役をやってるなぁって思います。ズルいなぁってうらやましく思ったり(笑)。たとえば(『ゆとり…』で共演した)松坂桃李さんは、1歳上なんですけど、クズ役を演じたら最高じゃないですか(笑)。同世代と飲んでいるときなど、そういう話になります。同世代から嫉妬されるような役をやらなきゃいけないね、と。

 

ー2014年の舞台『皆既食 ~Total Eclipse~』を皮切りに、2015年の『ウーマン・イン・ブラック〈黒い服の女〉』、2016年の『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』と舞台に出演されるようになったのも、大きな変化のきっかけだったのでは?

 

それはかなり大きいと思います。その経験が即、自信につながったというわけじゃ決してないですが。やはり生の舞台で戦っている人たちはスゴいなと感じたし、演劇って素晴らしいものなんだなって。またぜひやりたいし、それこそ舞台を中心でやっていきたいと思うくらいの気持ちです。もっといろいろ勉強したいです。

映画やドラマ、そして舞台と、同じ「演じる」という行為でも、まったく違っていて楽しそうですね。

やはり映画やドラマでは瞬発力が必要とされ、舞台にはそれとは違う積み重ねがあるんですよね。僕自身、そうやって積み重ねていく作業が嫌いじゃないので、毎日の稽古も好きなんです。いろいろチャレンジして、日々変わっていく部分も好きですし。



otocoto.jp

 

thetv.jp

 

woman.mynavi.jp

 

(抜粋)

――では、そんな「痛男」を演じた岡田さん自身が「あのころの自分、ちょっと痛かったな」と思うことはありますか?

そうですねぇ……。高校生のころ「金髪がかっこいい」と思っていて、やたら金髪にしてたことですね。

――学校は金髪OKだったんですか?

ダメでした。だから「仕事で金髪にしないといけないんです」って嘘ついて。映像作品には何も残っていないので、よくバレなかったなぁと思います。あと「教科書を持ってないのがかっこいい」とも思っていて、まわりの人に見せてもらったりしてましたね。それと……、今思うと本当ダサいんですけど、スクールバッグに枕を入れていました。授業中に寝られるようにと(笑)。

――その枕、本当に使っていたんですか!?

使っていました。仕事で本当に疲れていて、授業中に寝るしかなかったんですよね。そのときは「これが自分のスタイルだ!」って思ってやっていたんですけど、今考えると痛いなぁと思いますね。

――たしかにそれはちょっと痛いかも(笑)。まさか、伊藤くんと岡田さんに共通点なんてないですよね?

伊藤ってどこかさみしがり屋で、誰かにかまってほしいタイプなんですよね。ただ彼の場合、そのための言動がひどいんですけど。僕もさみしいときはありますし、かまってほしくて相手にちょっと嫌なことを言ってしまうこともあります。だからそういう気持ちはちょっとわかりますね。

 

姉と妹に「ホントちっちぇーな」って言われたことがあるんですけど、それは本当にショックで落ち込みました(笑)。

――ちなみに、どんなことで「ちっちぇーな」って言われたんですか?

ひどい話だと思うんですけど、「あれ買ってよ、これ買ってよ」と言われて「そんなに全部買えないよ!」って(笑)。

――たしかに、それは理不尽な気がします……。ちなみに、連載タイトル「○○な男」にちなんで、岡田さんは今後どんな男を目指したいですか?

「ダメ」がつかない男になりたい(笑)。それに、もうかわいいって言われる年齢でもないですし。だってもう28歳ですよ?

――いくつになっても、かわいい人はかわいいですよ!

え、そうなんですか!? たしかに、遠藤憲一さんとか僕から見てもかわいいと思いますね。「忘れ物がない男」になりたい。いつも忘れ物ばっかりしてしまうから。

――(笑)。最近は何か忘れ物されたんですか?

知人の舞台を観に行ったとき、楽屋に挨拶をしたあとご飯を食べに行くことになったんですけど、その方の控え室に財布を忘れてしまって……。そのときも「ダメだなぁ」って言われたので、いつか「しっかりした男」になりたいです。

 

movie.smt.docomo.ne.jp

 

(抜粋)

Q:よくお付き合いされている後輩はいますか?

神木隆之介くんはどこか遊び心を持っている子で、彼おススメのゲームセンターやボーリング場に連れて行ってもらって、ずっと2人で遊んだりもしています。「これはこうやるんだよ!」と僕に一生懸命教えてくれる姿はかわいいし、年下でありながら、同級生みたいな感じがします

 

Q:ちなみに、「ゆとりですがなにか」で共演された松坂桃李さん、柳楽優弥さんとの交流は?

 

もちろん連絡を取り合っていますが、彼ら同世代と遊ぶときは、基本夜ご飯を食べながらなので、まずは神木くんのように真っ昼間に会うことはないです(笑)。でも、神木くんと会っているときも、「ゆとり」のメンバーとご飯を食べているときも、仕事の話はほとんどしないんです。たとえば、4時間一緒にいるうちで、「こんなことがあった」というそれぞれの報告を15分ぐらい。そのほかは、ホントにくだらない話ばかりしています(笑)。



www.asahi.com

 

news.walkerplus.com

2018/1/19追加

p-dress.jp

 

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www.oricon.co.jp

www.oricon.co.jp

 

top.tsite.jp

1/10のイベント時の取材記事も続々アップされて

またまた麗しいお写真と思い入れのあるライターさんの素敵な記事が

たくさんリリースされてます。

幅広い役への挑戦は「俳優仲間に“守りに入っている”と思われたくない」

先々を考えるタイプなので、なんとなく自分が目指す方向のイメージはできています。というのも、27歳ぐらいから同世代の俳優さんと“30代に向けてどういう仕事がしたいか”という話をするようになって、同時に事務所の方とも色々と今後の仕事について話すようになったんです。ちゃんと先のことを考えているのと考えていないのとでは結構な差が出るんじゃないかなと思っていて。今はまだどんなことを考えているのかは言えないのですが、色んなことに挑戦していくと思うので楽しみにしていただけたら嬉しいです。

などと言ったコメントが聞けてこの後どんな役を演じていくのか

ますます楽しみになりました。あまり強い言葉を使わない岡田くんにしては

珍しく「守りに入っていると思われたくない」というちょっとだけ挑戦的な

表現があったりとこれまでより少し踏み込んだ内容で読み応えありました。

 

 

原作者:柚木麻子先生インタビュー

岡田将生の「痛男」ぶりに注目!映画「伊藤くん A to E」原作者・柚木麻子インタビュー【前編】 | ほんのひきだし

『伊藤くん A to E』はボツ原稿から生まれた!柚木麻子インタビュー【後編】 | ほんのひきだし



Webメディアについては抜けてるものもあるかもしれません。

 

いやーすごかった。まとめて取材を受けているので

重複している内容も多々ありますが、今回は写真がどれもすばらしく

個人的には以下の写真が珍しく動きがあって気に入っています。

 

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テレビ番組では多数のゲストと一緒にVTRを見るような番組だと

ワイプに出てる時間ばかりであまり岡田くん自身が話す時間がないので

火曜サプライズ」のアポなし旅や「王様のブランチ」の買い物の達人コーナー

などがたくさん見られるので楽しいのですが

今回一番ツボだったのは「モニタリング」と「桜井・有吉の夜会」でしたね。

火サプやブランチではいつものかわいい岡田くん。見てて楽しいし

何やっても可愛いのですが、私がツボったのは

モニタリングでどっきりをしかけた一般の方に種明かしをした後

その女性が「めっちゃ好きなんです、ギュってしてもらっていいですか?」と

お願いしたら間髪入れずに「もちろん」ってハグしてあげたところ。

その「もちろん」の言い方が外国人の「Sure!」みたいな感じで

すごく自然でスマートだったのです。おお意外とやるじゃん(誰目線?)

とグッときたのでした。

もう一つの夜会では絶叫マシンが好きな岡田くんが富士急ハイランド

FUJIYAMAに乗ってるところを手にカメラをテープで固定して

自撮りしてほしいとスタッフから依頼されたときもノリノリで

「縛りますか」と自ら言い、スタッフからいいですか?と聞かれて

「全然全然」と笑顔で返事する応対が気持ちよくて

わちゃわちゃしてるだけじゃない裏側を見ることができたのが

よかったです。

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岡田くんを追いかけるようになって初めて主演映画が公開されたので

主演てこんなに雑誌が出たり番宣出たりするのね…と

ちょっと酔いそうになりましたが、これだけ岡田くんが頑張って

映画をアピールしているのだからついてゆかねば…と

振り落とされないようにこちらもなんとか頑張りました。

インタビューの中でもこのあと少しだけお休みできるようなので

次に向けて身体を休めてほしいなぁと思います。

 

映画についての感想はまた別途アップしたいと思います。

 

 

名刺ゲーム

あけましておめでとうございます。

新年あけてすでに成人の日になりましたけど

今更ですが昨年12月に放送されたWOWOWドラマ「名刺ゲーム」について書いておきたいと思います。

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鈴木おさむさん原作の同名小説のドラマ化。

遅ればせながら小説も昨日ちゃんと読み終えました。

人気クイズ番組のプロデューサー神田達也役を堤真一さん

神田を名刺ゲームに案内する謎の男Xを岡田将生くんが演じてます。

原作では神田の息子和也が人質に取られますがドラマでは美奈という娘に変更されています。

全部で4話。1~3話までは神田に何かしらの恨みを持つ人物A~Cまでの人物に

名刺を返しながらそれぞれの人物と神田の因縁と神田の人となりを描いています。

 

原作ではバラエティ番組の製作の裏側を暴露しているように見せながら

子どもから見た親に対する感情だったり

いいことばかりじゃない現実と理想の折り合いのつけ方や人生の向き合い方など

綺麗ごとだけでは済まない部分を描くことが物語の根幹にあるのに対し

ドラマ版では今のテレビ業界をとりまく状況に向けての反発心みたいなものが

全面に出ていて人生模様はエッセンス的に使われているように見えました。

 

原作ではエピソード内に登場する気番組を多く手掛けた花形ディレクターで

神田のプレッシャーからやらせを行った部下を庇って番組を下ろされる片山(田口トモロヲさん)という人物を

ドラマでは名刺ゲームの仕掛け人として最後に登場させて

原作とは違った結末にしたのは

今のテレビ業界に閉塞感を感じている製作者の思いが表れているようでした。

 

岡田くん演じる謎の男Xは原作中の二人の人物の要素を足していて

最後に明かされる名前は「薄井忍」。原作では息子和也の高校の先生ですが

ドラマでは娘美奈の中学時代の教師となっています。

 

3話までは神田と娘を監禁している暗い室内でひたすら神田を煽り

イラつかせ、名刺ゲームの参加者にも冷酷な態度を取る

何を考えているかもわからないまさに謎の男でした。

 

4話で名前が明かされ誠実そうな姿で教室で授業をしていたり

大学時代の同窓会で酔っ払った同級生にからまれたり

コネでテレビ局に就職した派手な同級生からは

「存在感まで薄いくん」と言われ卑屈な顔をしたりという

薄井の本当の顔が登場します。

 

原作の薄井は神田とは顔を合わせていませんが、ドラマでは中学教師を辞めて

クイズ作家となり神田の番組の制作会議に出席しそこで神田の怒りを買って

会社をクビになったことから名刺ゲームを始めることになりますが

学校をやめてクイズ作家になるのは原作では別の人物で描かれており

原作の薄井とはかなり役割が異なります。

(気になる方は原作を読んでみてください。結末も全然違います)

 

同窓会でテレビ局に就職した嫌味な同級生から言われた言葉がきっかけで

学生時代からの夢だったクイズ作家になるために学校を辞めて

プロダクションの入社試験を受け100点満点で99点という

前代未聞の高成績で入社。神田の担当するクイズ番組「ミステリースパイ」の

番組会議に参加することになります。

神田の娘の担任を受け持っていたこともあり自分はついているのではないかと

内心まんざらでもない心持で会議に参加し緊張しながら

神田を名刺交換するも不機嫌な神田に一瞥されて終わり。

会議でも自分が出した自信のあるクイズにダメ出しされ

大したことない内容のクイズを出して旧知の作家とは楽しそうに話す姿に

憧れていた世界と現実とのギャップで急速に期待がしぼんでいきます。

 

それでも採用してもらおうと150ものクイズ案を分厚い資料で提出したものの

ほとんど目も通してもらえず、仲の良い作家が出してきた簡単なクイズ案を

採用すると思わず「そんなのでいいんですね」と鬱積していた気持ちが声に出てしまい

神田の怒りを買ってクビとなります。

 

その後、神田の番組がやらせ事件が問題となり自分を会議で庇ってくれた片山が

テレビ業界を去ったことを知り片山に事情を聞きに行きます。

片山から薄井くんも神田に夢を潰されてかわいそうだねと言われ

ぼんやりとした気持ちで商店街を歩いていると神田の娘美奈と偶然すれ違い

美奈も父である神田に失望していることを知り

名刺ゲームを思いつき、冒頭に戻ります。

 

岡田くんの見せ場は最終話の薄井忍の正体が明かされてから。

誠実な教師の顔

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同窓会でその他大勢の同級生に混じった地味な男の顔

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 テレビ局に就職した鼻持ちならない同級生にバカにされて

 卑屈な表情が垣間見える顔

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教室で生徒に向かって教師を辞めてクイズ作家になることを宣言する

少し誇らしげな顔

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不安を抱えながらも一大決意をして

入社試験を受け無事合格し嬉しそうにする顔

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初めて企画会議に少しばかりの期待を持って出席する顔

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企画会議でダメ出しされて自信がしぼんでいく顔

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希望が失望になり軽蔑へ変化する顔

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片山と会っている時の人生の敗者となった影のある顔

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美奈と話しながら名刺ゲームを思いついたときの怪しい顔

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名刺ゲームをやり切って満足そうに笑う顔

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薄井忍は本来は地味で特徴のない人物で

謎の男Xの大げさな身振りやセリフ回しがすべてわざとやっていたことが

わかります。

(とはいえ中学教師をやっていた人物にこんな演技は

普通できません。そこはまぁ置いといて…)

キャプチャを貼りまくりましたが

ちょっとした目の動きや顔の角度にもわずかな変化をつけて

気持ちの動きを表現していて丁寧に薄井という人物を

なぞっていたように見えました。

一つの作品で2役を演じているような面白さもあり

特に居酒屋のシーンと片山と会う喫茶店のシーンは声も小さく

表情も暗くこれまで演じてきた岡田くんの中でも相当地味目な雰囲気にあたり

個人的にはかなり好きでした。

謎の男のときの舞台の演技のようなオーバーアクションだったり

滑舌のよいセリフ回しもよかったですが

大勢の同級生に混じってどこにいるのかわからないくらい存在感を消したりとか

負のオーラがうっすら(べったりとついているとそれはそれで目立つ)

ついている感じが絶妙でした。

 

ドラマとしては最後に片山が全部言いたいことを言って終わり、

薄井くんは果たしてあれで満足したのかなぁという気もしましたが

神田に対して恨みを持っていた人たちそれぞれが名刺ゲームに参加することで

次の一歩を踏み出す結末だったので

薄井くんがその後クイズ作家になったかどうかはわかりませんが

前を向いて歩いているだろうと思っています。

 

今回はエキストラにも何回か参加し、クライマックスの名刺ゲームの種明かし後の

会場にいる観客役で参加した時が一番長かったのですが、

ドラマで使われたのは2~3分くらいだったんじゃないでしょうか。

それも私が参加したのは1日だけですが2日かかりで撮影しているんですよね。

同じシーンを何度もカメラを変えて撮ったり一つのドラマを作るのにこれだけ

手間がかかってることを間近で見ることができたのは面白かったです。

このシーンで初めて岡田くんの演技も近くで見ることができて

集中力を保つのは大変なんだろうなぁと思いました。

 

あと片山役の田口トモロヲさんがすごかった!

ドラマの中での存在感も抜群でしたが目の前で演技を拝見し

声の力強さに圧倒されました。実質の主役は片山だったんじゃないかなって

思えるくらい迫力ありました。

 

多少強引な展開があったりしましたが

画作りが凝っていたのとテンポよく話が進むので

各話ともあっという間に見ることができました。

 

元々は人のよい目立たない人物だった神田が

権力を持つことでどんどん態度が変わっていき

恐ろしいゲームに巻き込まれることになりましたが

立場が上になると多かれ少なかれ意識しないうちに

誰かを傷つけてしまっているのかもしれないと思うと

できるだけ誠実でいられるように気を付けようと

思いました。こんな締めですいません。