ありがとう「天然コケッコー」

岡田将生くんが本格的に映画に出演した初めての作品

(その前に「アヒルと鴨のコインロッカー」にも出てますが

出番はかなり短いらしい)

で2007年公開の「天然コケッコー」をキネカ大森で開催された

柳英里紗映画祭の中でフィルム上映されるというので

見に行ってきました。

 

公開は2007年ですが撮影はおそらくその1~2年前くらい。

だいたい高校2年生くらいのときですかね。

中学2年の夏から高校入学までの1年半を描いています。

 

岡田くん演じる大沢広海は東京から母の実家である島根県の田舎に

引っ越してくる男の子。

中学校と小学校が同じ校舎で中学生が夏帆ちゃん演じるヒロイン右田そよを

入れて3人。大沢くんを入れたら4人です。

小学生も4人。登下校も中学生小学生全員で登校するようなド田舎です。

そんなところにいかにも東京のオトコノコという大沢くんが登場するのだから

そりゃあ女子はみんなドキドキするってもの。

 

しかしこの大沢くんは単なる王子様ではなくてムスっとした顔をして

田舎をバカにするような態度を取ります。まぁこのあたりも少女漫画に

ありがちな設定ですね。

かっこいいのに感じ悪い男子にだいたいヒロインは恋するものです。

 

くらもちふさこさんの原作は未読なのですが、くらもち作品は昔は好きで

読んでいて、だいたい主人公の女の子は性格は悪くないのに天邪鬼で

空気が読めなくて友達を小さく傷つけるんですが

(決定的に傷つけるわけではないところがポイント)

そよちゃんも典型的なくらもちヒロイン。自分のことを「わし」と言ったり

バレンタインのチョコを友達にも大沢くんに上げるように提案したり

無邪気というか鈍感というかまぁ所謂天然な子です。

そんな天然なヒロインを夏帆ちゃんがのびのびと演じていて気持ちがよいです。

 

対する大沢くんの岡田将生くんですが、いかにも都会っ子で斜に構えてて

いつも不機嫌そうな顔をしている少年。

一目で田舎ではどうやったって目立つだろうなというルックスで有無を言わせない

存在感です。

 

この映画での岡田くんは見た目の美しさ以外は何も武器がない少年でした。

逆に言うとその武器ひとつだけで勝負しているところがむしろ清々しいくらい。

演技らしい演技はしていないです。(本人はしてるつもりでしょうが)

いかにも素人で思い出作りとして映画出演してその後俳優を辞めてても

不思議ではないなというくらい下手くそでした。

実際に山下敦宏監督は昨年の上映会が行われた際のトークショー

岡田くんがこんなに人気出ると思わなかったとおっしゃっています。

natalie.mu

また、キネカ大森での上映後の柳英里紗さんと藤本聖子さん(どちらも出演者)

トークショーでも

脚本の渡辺あやさんが同じような話をされていたようです。

出演者の中で岡田くんが一番年上だったらしいのですが

・虫がきらいで逃げ回る

・セリフが覚えられない

テンション上げるために武藤さんのプロレス見たり岡本太郎展に行ったりしてた

・ずっとヘッドホンで銀杏BOYZ聞いてた

などなど恐らくこの子大丈夫かなと思われていたようです。

 

藤本さんは最近はドラマとか見てあぁ演技上手だなぁ、うまい俳優さんだなあと

思うようになったとおっしゃって岡田くんの変化に感慨深げでした。

柳さんはよく街で岡田くんに会うらしく遠くから伊吹ちゃんって呼んでる人が

いるから誰だろうと思うと岡田くんだったみたいなエピソードを話されていました。

「告白」の先生役はよかったよね、ともおっしゃってました。

 

私も映画を観ながらほんとに成長したんだねぇと

当時を知らないのにしみじみと感心してしまいました。

大人になった岡田くんを知っているから言えることですが

公開時にこの映画を観ていたらこの子は顔はきれいだけど

長く続かないだろうなぁと思っていたと思います。

今こうやって岡田くんの演技を楽しむことができてよかったなぁ

どなたに感謝してよいのかわからないけどありがとうございますという気持ちと

岡田くんは続けられるように頑張ったんだねぇと偉そうですが

親戚のおばちゃんよろしく盛大に褒めたたえたい思い気持ちでいっぱいです。

 

美しくも拙く不器用な佇まいが記録として映像に残り

その時期特有の輝きを封じ込めた宝石箱のような作品として残されていて

今もそれを見ることができるというのは本当にありがたい(何度も言いますが)

ことだと思いながら映画館を後にしました。

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この少年が

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こんな兄貴に成長してくれたんですからね

 

映画「伊藤くんAtoE」至高の最低男を堪能

1/12から岡田将生くん・木村文乃さんダブル主演の映画「伊藤くんAtoE」が公開されました。公開前(公開後も少し)の怒涛の番宣ラッシュはこちら

 

映画化の一報があってから柚木麻子先生原作の同名小説を読み

先行して放送された伊藤くんをとりまくA~Eの女性側を中心とした

深夜ドラマも観た上で映画に臨みました。

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原作はA~Eまで別々の話になっていますが、映像化にあたって

Eのスランプに陥っている崖っぷち脚本家矢崎莉桜が

A(島原智美:佐々木希さん)5年間付き合ってる伊藤くんに振り向いてもらえない女

B(野瀬修子:志田未来さん)男に興味ないのに伊藤くんにストーキングされる女

C(相田聡子:池田エライザさん)親友(D)への嫉妬心から伊藤くんと寝る女

D(神保実希:夏帆さん)伊藤くんに処女をささげたいと思っている女

の4人の女性から恋愛相談と称してドラマの題材にするために話を聞く形で進みます。

 

ドラマ版では莉桜がイメージした男性が伊藤くん役になり

Aのときはプロデューサー役の田中圭さん、

Bのときには売れっ子脚本家クズケン役の中村倫也さん、

Cのときは自分を有名にしたドラマ「東京ドールハウス」の主演俳優役の

山田裕貴くんが演じています。

実際ドラマで演じた皆さんの伊藤くんもそれぞれ良さが出ていて

これ結構プレッシャーなのでは…と思っていたんですが

最後、Dの回で岡田くんが伊藤くんとして登場したときは

真打登場!という迫力でこれぞまさに伊藤だわと納得でした。

不安に思った自分はまだまだ岡田くんを信じ切れていなかった、

すいませんと思いました。

 

映画は莉桜が主催するドラマ研究会で浮世離れした発言をして

クラスのみんなが失笑し莉桜が小馬鹿にしたような返しをしても

「やだなぁ、矢崎女史」と全く意に介さず

にやにやしているという伊藤という人物の気持ち悪さ全開で始まります。

恐らくこのシーンが一番大げさに伊藤くんの気持ち悪さを強調していたと思います。

掴みはOKって感じですね。

eiga.com

 

その後自転車で東京の町を疾走する伊藤くんをカメラが追い

タイトルバックが出るところは廣木監督が得意とする長回し

映像の良さが活かされていたなと思います。

岡田くんの長身と自転車をこぐ姿と緩い坂をさわやかに

駆け上がる絵面の美しさは先程の気持ち悪さはどこへやら。

伊藤くんなんだか素敵とまんまと騙されてしまいます。


莉桜に相談をもちかけるA~Dの女性たちも

それぞれに問題がありリレー方式で伊藤くんのダメなところが

彼女たちに当てはめながら繋いでいきます。

 

Aの島原智美は容姿端麗、仕事もちゃんとしているのに

なぜか伊藤くんのような28にもなってバイト暮らしの男性と5年も付き合ってます。

彼女は伊藤くんの見た目はいいのに自分に自信が持てず責任を持ちたくない部分に

そのまま当てはまる。

Bの野瀬修子は学芸員になるために今はバイトで過ごしていて

今の自分は仮の姿で本当の自分とは違うと思っているところは脚本家になりたいと

いいながら何も書いていない伊藤くんと同じ。

Cの相田聡子は親友が自分が得られないものを手にしようとしていることに嫉妬して

伊藤くんと寝てしまうところは自分のことを好きだと言っていた実希が

クズケンと一緒にいると聞いてホテルまで来てしまう伊藤くんの身勝手さに重なる。

Dの神保実希は自分のことを想ってくれているクズケンに気づかず

目の前で伊藤くんにクズケンのことは何とも思ってないと

言えてしまう鈍感なところが智美を傷つける伊藤くんそのまま。

 

と伊藤くんの悪いところをぐるぐると指摘していくと全て自分に返ってきて

女性たちは伊藤くんと関わることで自分の未熟さや欠点に気が付き

伊藤くんから離れて前に踏み出します。

 

最後にEの女、莉桜はすべての女性に共通していた伊藤くんが同一人物で

自分の教室の教え子であることを知り、

莉桜が書く予定だった脚本の企画よりも伊藤くんの企画が選ばれたことで

無様な負け犬になった莉桜に追い打ちをかけるように伊藤くんが現れます。

(結果はどちらも選ばれなかったのですが)

伊藤くんは脚本を書くつもりなど最初からなかった、周りのみんながあせるのが

見たいからプロットを出しただけ、と莉桜が想像もしないようなことを言います。

傷つきたくないから戦わない、リングに決して上がらないという伊藤くんの言い分を

黙って聞いている莉桜ですが、最後に私は何度傷ついてもこれからも書き続けると

自らに言い聞かせるように伊藤に宣言します。

伊藤くんは黙って莉桜を見下ろし去っていきます。

 

伊藤くんという嵐に巻き込まれた女性たちは伊藤くんに反射した

自分の無様さに気づき変わっていきましたが

嵐の目にいる伊藤くんは無風状態。女性たちが変わっていったことも気づかず

1ミリも変わっていない姿で自転車を押しながら画面を通過していきました。

 

伊藤くんの突っ込みどころはたくさんあり

まず柄のシャツに青いリュック、厚めの前髪という年齢不詳な恰好。

猫柄のシャツ着た男に「僕が君たちを狂わせてしまったんだ」とか言われたくないし。

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いつも自転車に乗ってるけど一体どこから来ているのか。

実家が千葉で一人暮らしはしてないようなので千葉から自転車で来てるのか?

莉桜のオフィスで飾られているトロフィーや楯をバックに自撮りするとか意味不明。

裸の上半身は胸板の薄さの割にお腹周りにはうっすらと

脂肪がついている身体は28歳という年相応で童貞だった事実とのギャップが

気味悪さを醸し出す。(これ役作りで身体作ってたのかな?考えすぎか)

一番イラっとしたのが実希から紹介されたテレビ局のADのバイトしてるとき

先輩ADから注意されたときに「了解でぇーっす」って返事するところ。

お前が仕事ミスしたのになんだその言い方は!

挙句、先輩ADと方向性の違いでぶつかっちゃって

明日はバイト行くのやめようと思ってとか実季に愚痴ったり

ほんとなめすぎだから!

 

そしてラスト、電話の相手に「もしもしミサキちゃん?」と話しかけてたけど

莉桜と伊藤の代わりに通ったドラマの企画に出るアイドルが「ミサキ」って

名前だったんですよね。まさかそことも繋がっているのか?とか。

結局伊藤くんの本当の姿はわからずじまい。きっと今日もどこかで

中身のないことを言いながら漂って生きてるだろうなと想像できる。

 

 

ドラマでは別々の俳優さんが演じているし莉桜の頭の中では

別人なので極端に違った性格で演じても

おかしくはないのですが、「とらえどころのない」人物として

統一性を持たせておりデフォルメせずに各女性たちと対面していて

気持ち悪さとリアリティのバランスが絶妙だなと思いました。

 

画面がきれいで全体のトーンが静かなので原作の持つ生々しさや

毒気はあまりないので原作ファンにはもしかしたら物足りないかもしれません。

そのあたりはドラマ版の方が女性の本心をもう少し細かく描いているので

そちらでどうぞということなのかもしれないですね。

この試みが成功しているかどうかはわかりませんが。 

 

原作通りなら伊藤くんが主役になるような話ではないと思います。

5人の女性のダメなところを全部持ってる男性なんてあり得ないし

そんなクズが主役になるってどうなんでしょう?

しかも主役なんだから少しは成長して終わるかと思いきや

全く成長しないまま終わるという普通の映画ではあまりない結末。

そんな役をイキイキと演じる岡田将生、うっかりしたら魅力的に見えちゃう

恐ろしさ。ラストシーンが彼のいやらしい笑顔で終わるのに

andropの「Joker」の楽曲の良さも相まってなぜか爽快な気分にすら

なってしまう不思議。とにかく彼の表情一つ一つから目が離せませんでした。

伊藤くんを主役たらしめたのは岡田将生という俳優の力だと思います。 

 

対する女優陣も素晴らしく、伊藤くんから解放されたときの表情が

皆さん美しかったです。特に佐々木希さんが涙した顔にライト(夕陽かな?)

が当たったところはとてもきれいでした。

 

岡田くんが主演した映画をスクリーンで見るのは「ST」以来で

そのときにも思ったのですがやっぱり岡田くんは映画館で見ると映えるなぁ

ということでした。

(「ストレイヤーズクロニクル」は劇場では見ていません)

 

若い時から映画で主演を務めていたためか画面に出た時の収まりがよく

映画館のスピーカーで聴く声が生の声やテレビの声とも違って

ものすごく耳触りがいいというか通りがよいというか。

初めて「ST」を見た時も真っ先に印象に残ったのが声だったんですが

改めて声の良さを実感しました。

 

舞台向きだし舞台の姿もこれからどんどん見たいですが

映画で育ってきた人だというのを再認識しました。

 

銀魂」や「ジョジョの奇妙な冒険」のように脇で光る役も素晴らしいですが

主役ってやっぱりいいもんだなぁというのを(当然ですが)しみじみと

噛みしめています。

 

 

 

 

映画「伊藤くんAtoE」番宣まとめ

岡田将生くんが木村文乃さんとW主演を務める

映画「伊藤くんAtoE」が1/12に公開されました。

それに先立ちインタビュー記事の雑誌やテレビのバラエティ番組への出演など

洪水のような情報が押し寄せました。

 

本日放送の火曜サプライズで番宣活動がひと段落したので

後で見返しやすいように記録としてまとめてみました。

 

<雑誌>

 

 '18.01/15 :TVガイドdan vol.17 (表紙)

 '18.01/12 :ar 2月号

 '18.01/12 :美人百花 2月号

 '18.01/10 :anan No.2085

 '18.01/10 :Men's JOKER 2月号

 '18.01/09 :TVガイドPERSON Vol.65

 '18.01/08 :TOKYO HEADLINE

 '18.01/06 :LEE 2月号

 '18.01/06 :InRed 2月号

 '18.01/06 :GLITTER 2月号

 '18.01/04 :J Movie Magazine Vol.31

 '18.01/04 :CINEMA SQUARE Vol.98

 '17.12/29 :週刊ザ・テレビジョン

 '17.12/28 :ココハナ 2月号

 '17.12/28 :Men's PREPPY(表紙)

 '17.12/28 :月刊Audition 2月号

 '17.12/28 :ROCKIN'ON JAPAN 2月号

 '17.12/28 :TV LIFE

 '17.12/27 :月刊EXILE

 '17.12/27 :MORE 2月号

 '17.12/27 :CLASSY. 2月号

 '17.12/25 :クロワッサン No.964

 '17.12/25 :スカパー!TVガイドBS+CS 1月号

 '17.12/25 :スカパー!TVガイドプレミアム1月号

 '17.12/23 :Soup. 2月号(デジタル版)

 '17.12/21 :SPRiNG 2月号

 '17.12/21 :JJ 2月号

 '17.12/21 :CanCam 2月号

 '17.12/21 :GINGER 2月号

 '17.12/20 :月刊Clubism

 '17.12/20 :キネマ旬報 1月上旬新年特別号

 '17.12/19 :CUT 1月号

 '17.12/19 :バァフアウト! 1月号

 '17.12/18 :PICT UP 110号

 '17.12/17 :JELLY 2月号

 '17.12/15 :東京ウォーカー 1月号増刊(表紙)

 '17.12/15 :LEONET TIMES 1月号(表紙)

 '17.12/15 :月刊ソングス 1月号

 '17.12/12 :+act. 1月号

 '17.12/10 :Men's JOKER 1月号

 '17.12/07 :steady. 1月号

 '17.12/06 :週刊ザ・テレビジョン

 '17.11/28 :Numero 1・2月合併号 ※こちらは「名刺ゲーム」メイン

 '17.11/22 :SODA 1月号

 '17.11/15 :QLAP! 12月号

 

書き出して驚きましたが全部で45誌!!!!(フリーペーパー含む)

いやぁー改めてお疲れ様です。

うち購入済みは25誌。うう、自分としては頑張った方です…

 

そして番宣出演は

 

■NTV「火曜サプライズ

 2018年1月16日(火)19:00~19:56

 

■NTV「人生が変わる1分間の深イイ話 深イイ×しゃべくり」

 2018年1月15日(月)21:00~22:54

 

■TBS「櫻井・有吉THE夜会

 2018年1月11日(木)22:00~

 

■TBS「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」

 2018年1月11日(木)20:00~

 

■NTV「ザ!世界仰天ニュース 新春4時間SP」

 2018年1月9日(火)19:00~22:54

 

■TBS「なかい君の学スイッチ」

 2018年1月8日(月)23:56~

 

■TBS「王様のブランチ」(「買い物の達人」コーナー)

 2018年1月6日(土)9:30~

 

■NTV「沸騰ワード10 SP」

 2018年1月5日(金)19:00~20:54

 

■CX「関ジャニ∞クロニクル ぶち上げろ2018正月SP」

 2018年1月3日(水)23:30~24:30

 

■NTV「有吉ゼミ 4時間スペシャル」

 2017年12月25日(月)19:00~

 

■NTV「得する人損する人」

 

(関東での放送のみ。これに関西ローカルでの番組を入れるともっと多いです)

 

こちらは11番組…レコーダーフル活動でした。

 

Webメディア

 

ananweb.jp

 

mantan-web.jp

 

mantan-web.jp

 

 

岡田将生、ずっと待っていた“痛男”役に手応え 「共感のなさを楽しんで」 /2018年1月13日 - 映画 - ニュース - クランクイン!

 

cinemaga.nihon-eiga.com

 

woman.type.jp

 

(抜粋)

「だからバラエティーに出させていただくときは、とにかく芸人さんたちに迷惑がかからないように一生懸命やりたい。芸人さんって、頭の回転が速くて、繰り出す言葉がみんな面白いし、本当に尊敬します。とてもじゃないけど、僕にはついていけません。だからこそ、せめて自分にボールを投げられたときは、たとえカッコ悪くてもいいから、全力で返したいなっていう気持ちが強いんです」

 

ananweb.jp

 

rankingbox.jp

 

rankingbox.jp

 

joshi-spa.jp

 

news.livedoor.com

 

(抜粋)

外出するとき、どうしても周囲の目線が気になって、緊張してしまうんですよね。だからなるべく外に出たくない…。これ完全に自意識過剰ですよね。別にいつも見られてるわけでもないんですけど。これは、この仕事をしてるからというより、もともとの性格が大きいと思うんです

『悪人』ももう7年前で、撮影のときは20歳でしたね。いま思い返すと、やっぱりあのときもすごく楽しかったんですよね。

30代の先輩たちを見ていると、さらにまた違う役をどんどん求められているんですよね。自分にも夫役、お父さん役なんかも来るようになるかもしれないし、その変化を楽しみたいです。そういう意味で28歳のいまは、ちょっと中途半端な感じがして、なんか居心地がよくないんです(苦笑)。

ーそれでは、同世代の存在はどんなふうに見てらっしゃいますか? 先ほどの夏帆さんもそうですが、10代や20代前半で青春物語に出ていた面々が、当時とはまったく違う個性を発揮して輝いていたり…。

みんな、いい役をやってるなぁって思います。ズルいなぁってうらやましく思ったり(笑)。たとえば(『ゆとり…』で共演した)松坂桃李さんは、1歳上なんですけど、クズ役を演じたら最高じゃないですか(笑)。同世代と飲んでいるときなど、そういう話になります。同世代から嫉妬されるような役をやらなきゃいけないね、と。

 

ー2014年の舞台『皆既食 ~Total Eclipse~』を皮切りに、2015年の『ウーマン・イン・ブラック〈黒い服の女〉』、2016年の『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』と舞台に出演されるようになったのも、大きな変化のきっかけだったのでは?

 

それはかなり大きいと思います。その経験が即、自信につながったというわけじゃ決してないですが。やはり生の舞台で戦っている人たちはスゴいなと感じたし、演劇って素晴らしいものなんだなって。またぜひやりたいし、それこそ舞台を中心でやっていきたいと思うくらいの気持ちです。もっといろいろ勉強したいです。

映画やドラマ、そして舞台と、同じ「演じる」という行為でも、まったく違っていて楽しそうですね。

やはり映画やドラマでは瞬発力が必要とされ、舞台にはそれとは違う積み重ねがあるんですよね。僕自身、そうやって積み重ねていく作業が嫌いじゃないので、毎日の稽古も好きなんです。いろいろチャレンジして、日々変わっていく部分も好きですし。



otocoto.jp

 

thetv.jp

 

woman.mynavi.jp

 

(抜粋)

――では、そんな「痛男」を演じた岡田さん自身が「あのころの自分、ちょっと痛かったな」と思うことはありますか?

そうですねぇ……。高校生のころ「金髪がかっこいい」と思っていて、やたら金髪にしてたことですね。

――学校は金髪OKだったんですか?

ダメでした。だから「仕事で金髪にしないといけないんです」って嘘ついて。映像作品には何も残っていないので、よくバレなかったなぁと思います。あと「教科書を持ってないのがかっこいい」とも思っていて、まわりの人に見せてもらったりしてましたね。それと……、今思うと本当ダサいんですけど、スクールバッグに枕を入れていました。授業中に寝られるようにと(笑)。

――その枕、本当に使っていたんですか!?

使っていました。仕事で本当に疲れていて、授業中に寝るしかなかったんですよね。そのときは「これが自分のスタイルだ!」って思ってやっていたんですけど、今考えると痛いなぁと思いますね。

――たしかにそれはちょっと痛いかも(笑)。まさか、伊藤くんと岡田さんに共通点なんてないですよね?

伊藤ってどこかさみしがり屋で、誰かにかまってほしいタイプなんですよね。ただ彼の場合、そのための言動がひどいんですけど。僕もさみしいときはありますし、かまってほしくて相手にちょっと嫌なことを言ってしまうこともあります。だからそういう気持ちはちょっとわかりますね。

 

姉と妹に「ホントちっちぇーな」って言われたことがあるんですけど、それは本当にショックで落ち込みました(笑)。

――ちなみに、どんなことで「ちっちぇーな」って言われたんですか?

ひどい話だと思うんですけど、「あれ買ってよ、これ買ってよ」と言われて「そんなに全部買えないよ!」って(笑)。

――たしかに、それは理不尽な気がします……。ちなみに、連載タイトル「○○な男」にちなんで、岡田さんは今後どんな男を目指したいですか?

「ダメ」がつかない男になりたい(笑)。それに、もうかわいいって言われる年齢でもないですし。だってもう28歳ですよ?

――いくつになっても、かわいい人はかわいいですよ!

え、そうなんですか!? たしかに、遠藤憲一さんとか僕から見てもかわいいと思いますね。「忘れ物がない男」になりたい。いつも忘れ物ばっかりしてしまうから。

――(笑)。最近は何か忘れ物されたんですか?

知人の舞台を観に行ったとき、楽屋に挨拶をしたあとご飯を食べに行くことになったんですけど、その方の控え室に財布を忘れてしまって……。そのときも「ダメだなぁ」って言われたので、いつか「しっかりした男」になりたいです。

 

movie.smt.docomo.ne.jp

 

(抜粋)

Q:よくお付き合いされている後輩はいますか?

神木隆之介くんはどこか遊び心を持っている子で、彼おススメのゲームセンターやボーリング場に連れて行ってもらって、ずっと2人で遊んだりもしています。「これはこうやるんだよ!」と僕に一生懸命教えてくれる姿はかわいいし、年下でありながら、同級生みたいな感じがします

 

Q:ちなみに、「ゆとりですがなにか」で共演された松坂桃李さん、柳楽優弥さんとの交流は?

 

もちろん連絡を取り合っていますが、彼ら同世代と遊ぶときは、基本夜ご飯を食べながらなので、まずは神木くんのように真っ昼間に会うことはないです(笑)。でも、神木くんと会っているときも、「ゆとり」のメンバーとご飯を食べているときも、仕事の話はほとんどしないんです。たとえば、4時間一緒にいるうちで、「こんなことがあった」というそれぞれの報告を15分ぐらい。そのほかは、ホントにくだらない話ばかりしています(笑)。



www.asahi.com

 

news.walkerplus.com

2018/1/19追加

p-dress.jp

 

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www.oricon.co.jp

 

top.tsite.jp

1/10のイベント時の取材記事も続々アップされて

またまた麗しいお写真と思い入れのあるライターさんの素敵な記事が

たくさんリリースされてます。

幅広い役への挑戦は「俳優仲間に“守りに入っている”と思われたくない」

先々を考えるタイプなので、なんとなく自分が目指す方向のイメージはできています。というのも、27歳ぐらいから同世代の俳優さんと“30代に向けてどういう仕事がしたいか”という話をするようになって、同時に事務所の方とも色々と今後の仕事について話すようになったんです。ちゃんと先のことを考えているのと考えていないのとでは結構な差が出るんじゃないかなと思っていて。今はまだどんなことを考えているのかは言えないのですが、色んなことに挑戦していくと思うので楽しみにしていただけたら嬉しいです。

などと言ったコメントが聞けてこの後どんな役を演じていくのか

ますます楽しみになりました。あまり強い言葉を使わない岡田くんにしては

珍しく「守りに入っていると思われたくない」というちょっとだけ挑戦的な

表現があったりとこれまでより少し踏み込んだ内容で読み応えありました。

 

 

原作者:柚木麻子先生インタビュー

岡田将生の「痛男」ぶりに注目!映画「伊藤くん A to E」原作者・柚木麻子インタビュー【前編】 | ほんのひきだし

『伊藤くん A to E』はボツ原稿から生まれた!柚木麻子インタビュー【後編】 | ほんのひきだし



Webメディアについては抜けてるものもあるかもしれません。

 

いやーすごかった。まとめて取材を受けているので

重複している内容も多々ありますが、今回は写真がどれもすばらしく

個人的には以下の写真が珍しく動きがあって気に入っています。

 

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テレビ番組では多数のゲストと一緒にVTRを見るような番組だと

ワイプに出てる時間ばかりであまり岡田くん自身が話す時間がないので

火曜サプライズ」のアポなし旅や「王様のブランチ」の買い物の達人コーナー

などがたくさん見られるので楽しいのですが

今回一番ツボだったのは「モニタリング」と「桜井・有吉の夜会」でしたね。

火サプやブランチではいつものかわいい岡田くん。見てて楽しいし

何やっても可愛いのですが、私がツボったのは

モニタリングでどっきりをしかけた一般の方に種明かしをした後

その女性が「めっちゃ好きなんです、ギュってしてもらっていいですか?」と

お願いしたら間髪入れずに「もちろん」ってハグしてあげたところ。

その「もちろん」の言い方が外国人の「Sure!」みたいな感じで

すごく自然でスマートだったのです。おお意外とやるじゃん(誰目線?)

とグッときたのでした。

もう一つの夜会では絶叫マシンが好きな岡田くんが富士急ハイランド

FUJIYAMAに乗ってるところを手にカメラをテープで固定して

自撮りしてほしいとスタッフから依頼されたときもノリノリで

「縛りますか」と自ら言い、スタッフからいいですか?と聞かれて

「全然全然」と笑顔で返事する応対が気持ちよくて

わちゃわちゃしてるだけじゃない裏側を見ることができたのが

よかったです。

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岡田くんを追いかけるようになって初めて主演映画が公開されたので

主演てこんなに雑誌が出たり番宣出たりするのね…と

ちょっと酔いそうになりましたが、これだけ岡田くんが頑張って

映画をアピールしているのだからついてゆかねば…と

振り落とされないようにこちらもなんとか頑張りました。

インタビューの中でもこのあと少しだけお休みできるようなので

次に向けて身体を休めてほしいなぁと思います。

 

映画についての感想はまた別途アップしたいと思います。

 

 

名刺ゲーム

あけましておめでとうございます。

新年あけてすでに成人の日になりましたけど

今更ですが昨年12月に放送されたWOWOWドラマ「名刺ゲーム」について書いておきたいと思います。

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鈴木おさむさん原作の同名小説のドラマ化。

遅ればせながら小説も昨日ちゃんと読み終えました。

人気クイズ番組のプロデューサー神田達也役を堤真一さん

神田を名刺ゲームに案内する謎の男Xを岡田将生くんが演じてます。

原作では神田の息子和也が人質に取られますがドラマでは美奈という娘に変更されています。

全部で4話。1~3話までは神田に何かしらの恨みを持つ人物A~Cまでの人物に

名刺を返しながらそれぞれの人物と神田の因縁と神田の人となりを描いています。

 

原作ではバラエティ番組の製作の裏側を暴露しているように見せながら

子どもから見た親に対する感情だったり

いいことばかりじゃない現実と理想の折り合いのつけ方や人生の向き合い方など

綺麗ごとだけでは済まない部分を描くことが物語の根幹にあるのに対し

ドラマ版では今のテレビ業界をとりまく状況に向けての反発心みたいなものが

全面に出ていて人生模様はエッセンス的に使われているように見えました。

 

原作ではエピソード内に登場する気番組を多く手掛けた花形ディレクターで

神田のプレッシャーからやらせを行った部下を庇って番組を下ろされる片山(田口トモロヲさん)という人物を

ドラマでは名刺ゲームの仕掛け人として最後に登場させて

原作とは違った結末にしたのは

今のテレビ業界に閉塞感を感じている製作者の思いが表れているようでした。

 

岡田くん演じる謎の男Xは原作中の二人の人物の要素を足していて

最後に明かされる名前は「薄井忍」。原作では息子和也の高校の先生ですが

ドラマでは娘美奈の中学時代の教師となっています。

 

3話までは神田と娘を監禁している暗い室内でひたすら神田を煽り

イラつかせ、名刺ゲームの参加者にも冷酷な態度を取る

何を考えているかもわからないまさに謎の男でした。

 

4話で名前が明かされ誠実そうな姿で教室で授業をしていたり

大学時代の同窓会で酔っ払った同級生にからまれたり

コネでテレビ局に就職した派手な同級生からは

「存在感まで薄いくん」と言われ卑屈な顔をしたりという

薄井の本当の顔が登場します。

 

原作の薄井は神田とは顔を合わせていませんが、ドラマでは中学教師を辞めて

クイズ作家となり神田の番組の制作会議に出席しそこで神田の怒りを買って

会社をクビになったことから名刺ゲームを始めることになりますが

学校をやめてクイズ作家になるのは原作では別の人物で描かれており

原作の薄井とはかなり役割が異なります。

(気になる方は原作を読んでみてください。結末も全然違います)

 

同窓会でテレビ局に就職した嫌味な同級生から言われた言葉がきっかけで

学生時代からの夢だったクイズ作家になるために学校を辞めて

プロダクションの入社試験を受け100点満点で99点という

前代未聞の高成績で入社。神田の担当するクイズ番組「ミステリースパイ」の

番組会議に参加することになります。

神田の娘の担任を受け持っていたこともあり自分はついているのではないかと

内心まんざらでもない心持で会議に参加し緊張しながら

神田を名刺交換するも不機嫌な神田に一瞥されて終わり。

会議でも自分が出した自信のあるクイズにダメ出しされ

大したことない内容のクイズを出して旧知の作家とは楽しそうに話す姿に

憧れていた世界と現実とのギャップで急速に期待がしぼんでいきます。

 

それでも採用してもらおうと150ものクイズ案を分厚い資料で提出したものの

ほとんど目も通してもらえず、仲の良い作家が出してきた簡単なクイズ案を

採用すると思わず「そんなのでいいんですね」と鬱積していた気持ちが声に出てしまい

神田の怒りを買ってクビとなります。

 

その後、神田の番組がやらせ事件が問題となり自分を会議で庇ってくれた片山が

テレビ業界を去ったことを知り片山に事情を聞きに行きます。

片山から薄井くんも神田に夢を潰されてかわいそうだねと言われ

ぼんやりとした気持ちで商店街を歩いていると神田の娘美奈と偶然すれ違い

美奈も父である神田に失望していることを知り

名刺ゲームを思いつき、冒頭に戻ります。

 

岡田くんの見せ場は最終話の薄井忍の正体が明かされてから。

誠実な教師の顔

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同窓会でその他大勢の同級生に混じった地味な男の顔

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 テレビ局に就職した鼻持ちならない同級生にバカにされて

 卑屈な表情が垣間見える顔

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教室で生徒に向かって教師を辞めてクイズ作家になることを宣言する

少し誇らしげな顔

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不安を抱えながらも一大決意をして

入社試験を受け無事合格し嬉しそうにする顔

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初めて企画会議に少しばかりの期待を持って出席する顔

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企画会議でダメ出しされて自信がしぼんでいく顔

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希望が失望になり軽蔑へ変化する顔

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片山と会っている時の人生の敗者となった影のある顔

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美奈と話しながら名刺ゲームを思いついたときの怪しい顔

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名刺ゲームをやり切って満足そうに笑う顔

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薄井忍は本来は地味で特徴のない人物で

謎の男Xの大げさな身振りやセリフ回しがすべてわざとやっていたことが

わかります。

(とはいえ中学教師をやっていた人物にこんな演技は

普通できません。そこはまぁ置いといて…)

キャプチャを貼りまくりましたが

ちょっとした目の動きや顔の角度にもわずかな変化をつけて

気持ちの動きを表現していて丁寧に薄井という人物を

なぞっていたように見えました。

一つの作品で2役を演じているような面白さもあり

特に居酒屋のシーンと片山と会う喫茶店のシーンは声も小さく

表情も暗くこれまで演じてきた岡田くんの中でも相当地味目な雰囲気にあたり

個人的にはかなり好きでした。

謎の男のときの舞台の演技のようなオーバーアクションだったり

滑舌のよいセリフ回しもよかったですが

大勢の同級生に混じってどこにいるのかわからないくらい存在感を消したりとか

負のオーラがうっすら(べったりとついているとそれはそれで目立つ)

ついている感じが絶妙でした。

 

ドラマとしては最後に片山が全部言いたいことを言って終わり、

薄井くんは果たしてあれで満足したのかなぁという気もしましたが

神田に対して恨みを持っていた人たちそれぞれが名刺ゲームに参加することで

次の一歩を踏み出す結末だったので

薄井くんがその後クイズ作家になったかどうかはわかりませんが

前を向いて歩いているだろうと思っています。

 

今回はエキストラにも何回か参加し、クライマックスの名刺ゲームの種明かし後の

会場にいる観客役で参加した時が一番長かったのですが、

ドラマで使われたのは2~3分くらいだったんじゃないでしょうか。

それも私が参加したのは1日だけですが2日かかりで撮影しているんですよね。

同じシーンを何度もカメラを変えて撮ったり一つのドラマを作るのにこれだけ

手間がかかってることを間近で見ることができたのは面白かったです。

このシーンで初めて岡田くんの演技も近くで見ることができて

集中力を保つのは大変なんだろうなぁと思いました。

 

あと片山役の田口トモロヲさんがすごかった!

ドラマの中での存在感も抜群でしたが目の前で演技を拝見し

声の力強さに圧倒されました。実質の主役は片山だったんじゃないかなって

思えるくらい迫力ありました。

 

多少強引な展開があったりしましたが

画作りが凝っていたのとテンポよく話が進むので

各話ともあっという間に見ることができました。

 

元々は人のよい目立たない人物だった神田が

権力を持つことでどんどん態度が変わっていき

恐ろしいゲームに巻き込まれることになりましたが

立場が上になると多かれ少なかれ意識しないうちに

誰かを傷つけてしまっているのかもしれないと思うと

できるだけ誠実でいられるように気を付けようと

思いました。こんな締めですいません。

 

 

 

2017年夏の思い出 ジョジョにはまった夏でした⑤

まだ書くか、という感じなのですが今回は続編について勝手に

予想してみたいと思います。予想というより願望か。

 

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」は原作コミックスで

20巻近くある長いお話で今回映画化されたのはそのうち2巻くらいまで。

主な登場人物のうち

東方仗助

空条承太郎

広瀬康一

虹村形兆

虹村億泰

片桐安十郎

山岸由花子

しか出てきません。このあとまだまだ登場するキャラクター全て登場させると

何章まで行ってしまうのか想像つきません。

(いややってもらっても全然いいんですが)

なので、第二章以降、出るだろう(いや出て欲しい)人物を上げながら

勝手にストーリーを想像してみたいと思います。

 

いきなり出ないだろう人を上げるとレッドホットチリペッパー音石明

これまでにも何度か書いてますけど、原作で虹村形兆の命を奪うのは

このレッチリ音石。

しかしながら今回の実写では別のスタンドによって倒されたので

恐らく音石くんはカット。なかなか面白いキャラなんですが

いかんせん小物感は否めない。

そもそも彼に形兆が殺されたってのは納得いかない。

小物のくせに!形兆の命を奪うなんぞけしからん!(ファンの方すいません)

ということで残念ながら出ないでしょう。

 

で、レッチリ音石が出ないということは恐らく

ジョセフ・ジョースターも出ないのかなと。

仗助の父で承太郎の祖父ジョセフ・ジョースターを迎えに行くために

音石と攻防が繰り広げられるので

たぶんここもカットかなぁ。まぁ別の形で出てくる可能性はありますが。

仗助が父との対面のときに複雑な顔を見せるところは見てみたいので

出てくれたらそれはそれで楽しみです。

不器用に手を差し出すところとかね、かわいいんですよね。

 

絶対出るだろう人物は

当然、形兆を殺したシアーハートアタックのスタンドを持つ吉良吉影

4部の最大の敵になるので彼が出ないのはあり得ない。

 

吉良に殺されてしまう重ちーこと矢安宮重清は出るでしょう。

重ちーのハーヴェストを使って仗助、億泰がスタンプシールを集めたり

当たり宝くじを拾う件はとにかく楽しいので絶対見たいと思ってます。

第二章は少しコミカルな部分も入れて欲しいな。

そしてそんな楽しい重ちーとのわちゃわちゃのあと待っている悲劇…

この落差がジョジョの魅力でもあります。重ちーは誰がやるんだろう…?

 

由花子さんの扱いをどうするかも第二章の注目点。

康一を「わたしのこと好きよね???」と恐ろしい形相で迫る

由花子迫るは入れて欲しい。

「よぐもぉぉおお!くぉの、しょんべんちびりがぁあああ!」と小松菜奈ちゃんが

言ってくれるかどうかわかりませんが…。

由花子さんを登場させたということシンデレラ辻彩を出すためだったと

思います。シンデレラは顔を変えるスタンドで由花子は

辻彩のエステサロン・エステシンデレラで顔を変えたことがきっかけで

康一とカップルになります。

 

吉良吉影は康一、承太郎との戦いのあと追ってきた仗助、億泰から逃れるために

辻彩のエステサロン、エステシンデレラに入り顔を変えたあと辻彩を殺害します。

たぶんここで第二章はここまでではないかと思います。

 

原作では吉良との攻防の前に出てくる

ザ・ロック小林玉美サーフェス間田敏和あたりは微妙。

出なくてもいいけど、ザ・ロック玉美に脅されたことで

康一のスタンド、エコーズAct1が

発動するので原作通りなら出ないとエコーズが誕生しないのですが

その辺は由花子さんに襲われたときにまとめて

Act1とAct2と成長するのもありかなぁとも思います。

サーフェス間田は「スタンド使いスタンド使いは惹かれあう」という

名言のために登場するようなものですが、

このセリフも実写ですでに仗助が言っちゃってるので

もう必要ないでしょう(ひどい)

 

4部の人気キャラクター、ヘブンズドア岸辺露伴はまぁ出ますよね。

康一が露伴の作品「ピンクダークの少年」を並べるシーンもありますし

吉良吉影が最初に行った殺人事件の被害者杉本鈴美と一緒にいたのが幼少期の

露伴先生なので必ず出るはず。そしてこの殺人事件を担当していたのが

仗助の祖父という設定になっています(原作では無関係)

原作通りだと間田と康一が露伴先生の家に訪ねていくのですが

間田は出ない予定(決めつけ)なので原作とは違う設定で仗助たちと

出会うんだろうなと勝手に思ってます。

 

出ないかもしれないけど出て欲しいのはイタリア料理店トラサルディーの

シェフトニオさん。第一章では仗助の母朋子がこれから

トラサルディーというイタリア料理店に食事に行くと

仗助を誘うシーンで名前だけ登場しています。

4部はスタンド使いでもかわいらしいというか罪のないスタンド使い

たくさん出てきますがトニオさんは代表格。

食べた人の悪いところを治すパール・ジャムというスタンド使い

トニオさんの料理を食べた億泰は寝不足、肩こり、虫歯、腹下し、水虫が

次々と治っていきます。ここの件の億泰はとにかくかわいい。

「んまぁあああいーーー!」と絶叫する真剣祐の億泰が見たいので

出て欲しいキャラクターのひとりです。

あとトラサルディに行く前に形兆の墓参りをしているというのも

出て欲しいポイントのひとつ。形兆に墓参りする億泰が見たいのです。

 

音石が出ないので音石がスタンド使いにしてしまったという

ネズミは出ないでしょうね…

というか音石、弓と矢の使い方がショボすぎる…。形兆を殺してまで

奪った弓と矢を使ったのがネズミって何なの。そういうところもイラっとします。



第三章は吉良が川尻浩作と言う別人になりすまして川尻の妻しのぶと

息子早人と生活するところから始まるでしょう。

 

第三章でトニオさんと同じく出ないかもしれないけど出て欲しい人の筆頭が

宇宙人ヌ・ミキタカソ・ンジ(地球名:支倉未起隆)。4部一番の癒し系キャラクター

ティッシュを食べたりカバンからアイスを出したり二十日ネズミを飼っていたりと

奇想天外。スニーカーに変身したりサイコロに変身したりとおよそ本筋の

ストーリーとは関係ないエピソードばかりなのですが

仗助とのやりとりがとにかくかわいい(こればっかりだけど)ので出て欲しい。

 

吉良の父親写真のおやじが吉良を助けるために次々とスタンド使い

量産するのですが

ボーイズⅡメン・ジャンケン小僧大柳賢チープトリック乙雅三

は出なさそう。

 

人気もあるし露伴先生の名セリフ「だが断る!」エピソードに絡むので

ハイウェイスター墳上裕也は出てほしい。学ランの上からでっかいリボンを

巻いてる服装やミケランジェロのように美しい」と自画自賛する彼の造形は

どんな姿になるのか見てみたいです。

裕也の活躍はエニグマが出ないと見られないんですがどうかなぁ。

うーん、見たいキャラが多すぎる。

 

そして最後に絶対出て欲しい形兆兄貴。

一度は死んだと思った億泰が復活するシーンはアニメ版で見てても毎回号泣。

夢の中で億泰の前に現れて「兄貴についていく」という億泰に「自分で決めろ」

という形兆。そして億泰は「杜王町に行くよ」と言って目が覚めて

絶体絶命の仗助を助けるというジョジョ4部のいいところが詰まったシーンは

今から泣く準備万端です。

 

最後の川尻(吉良)との戦いのときキラークィーンと猫草の空気爆弾を受けて

一度は死んだ億泰を意地でも離さず家の中に連れていく仗助は

形兆を救うことができなかった悔しさからで絶対に億泰は助けるという

強い意志を感じて泣けるんですよね。億泰まで死なせてたまるかっていう

かっこよさ。映画の中で仗助が形兆に

「運命なんてものはこっちの思いでどうにでもなる」

っていうセリフを体現しているようです。

 

吉良の第三のスタンド、アナザーワンバイツァダストは一度決まった運命を

変えることはできない、何度でも同じことを繰り返すというスタンドなのですが

どうやってこれを打ち破るかの攻防となるのですが

最後に川尻浩作の息子早人が吉良に向かって

「お前に味方する運命なんて(中略)今ここにある正義の心に比べれば

ちっぽけな力なんだ!」

と言い放つシーンがあり、映画のセリフに繋がっているのではないかと

思います。

ジョセフ・ジョースターは出ないと言いましたが

最後に「この町の若者たちには黄金の精神がある」という

ジョジョのテーマとなるセリフを

言うのがジョセフなのでジョセフはやはり出るかもしれません。

ジョースター家の物語がジョジョなので当然出るべきとも思いますし。

なんてことをあれこれ考えるのが楽しいのもジョジョの魅力です。

 

長々と語ってきた映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」

に関するあれこれ。

途中から何を書いてるんだかだんだんわからなくなってきましたが

最後に今回の実写版を製作してくださった方々に感謝します。

この映画がなければジョジョの世界を知ることはなかったと思います。

まだ第四部しか読んでないのですがここでようやく一区切り。

やっと第五部「黄金の風」に入れそうです。

でも四部のみんなが好きすぎるので何度でも戻ってきてしまうと思うけど

それはそれでいいかな。

 

ふー、ようやく夏の宿題が終わった気分です。

 

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2017年夏の思い出 ジョジョにはまった夏でした④

そろそろ本題に入ります。(え、これまでは何だったのか)

 

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」は

虹村兄弟の話だったと思います。

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全ては虹村形兆から始まります。

 

形兆が弓と矢で射貫いたからアンジェロがスタンド使いになった。

その結果、承太郎さんが杜王町にやってきたし仗助のじいちゃんは亡くなった。

 

虹村兄弟は原作では廃屋のような屋敷から外へ出ませんが

映画では最初に形兆がアンジェロと出会うシーンを始め

億泰が康一と由花子さんが登校しているところに現れて康一を瞬間移動させて

何が起こったかわからず驚いている姿の後ろにアイスキャンディーをなめながら

海を見ていたりとちょこちょこ町に出ています。

スタンド使いが知らないうちに普通に町中に潜んでいるという

ことを表わしていたんだと思います。

億泰のアイスキャンディー咥えた登場シーンは不気味なスタンド使いというより

愛嬌あるあんちゃんと言う感じであんまり怖さはなかったですけど。

街中でむやみに空間削り取るとか危険すぎるでしょ。なんでそんなことしたのか

意味不明ですけど驚く康一もとぼけた億泰も可愛かったからよしとします。

 

形兆と億泰の関係も原作では形兆がすぐ死んでしまうので、

死んだあとの億泰の言動や出来事から

兄弟の関係性を知ることが多いです。

 

「いつも兄貴に決断に従って自分では何も決めてこなかった」

「形兆にコンプレックスを抱いており何かを決断するときに

こんな時兄貴がいればなあと思っている」

といったことがレッドホットチリペッパー音石明との戦いのとき億泰の言葉や

ヘブンズドアで過去の記憶を読み取った岸辺露伴先生から語られることで

億泰の兄貴頼りだったことがわかります。

原作では生きている二人がまともに会話している場面がないのです。

 

映画ではアンジェロが仗助に倒された後二人が屋敷の中で会話するシーンがあります。

父がいる屋根裏部屋を見つめる形兆の後ろから億泰が現れ

形兆が片桐安十郎が形兆の知らないスタンド使い東方仗助

倒されたことを告げると億泰は

兄貴の矢でなったんじゃねぇってことなのか」と聞きます。

兄貴の矢という言い方に兄への絶対的な信頼感を感じさせ

さらに「強ええのかそいつは」と億泰が聞くと

形兆は「俺たちの方が強い」と言います。

それを聞いた億泰は「そうだよなぁ、当たり前だよなぁ、兄貴」と

嬉しそうに形兆の顔をのぞき込みますが、形兆は目を合わせません。

そしてガリガリという音が聞こえる屋根裏部屋を見つめます。

これだけの短いシーンなのですが

強い(弟に対して絶大な権力を持っている)兄と従属する弟という

関係性が感じられ、

また得体のしれない何かを抱えていることが伝わってきます。

億泰が兄貴に対して何の疑いも持たずにすべてを安心して任せている様子と

思いを受け止めながらもその重さに静かに耐えている(目を合わせない)

様子がわかる美しくて切ないシーンでした。

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仗助と形兆の出会い方も原作とは違っていました。

原作では康一と仗助が下校時に虹村邸の前を通り偶然見えた人影が気になった康一が

門の間から中を覗いているところを億泰に見つかり

形兆に矢で射られることになります。

映画では良平じいちゃんの葬式に形兆が現れ、仗助を誘い出すように

消えていき気になった仗助が後をつけて虹村邸にたどり着きます。

康一は葬式の後一人でいなくなった仗助を心配して追いかけてきて矢に射貫かれます。

形兆が屋敷の2階から矢を射貫くところと形兆が億泰に

「(自分たちにとって邪魔な存在である)東方仗助をぶっ殺せ」

と指示するところは同じです。

原作だと仗助が来ることがわかっていたのか

ただの偶然の機会を利用しただけなのかわからないのですが

映画だと明らかに仗助を殺す目的で呼び込んでいるのがはっきりわかります。

ついでに葬式の場面に現れる形兆は妖しい美しさで

映画形兆はマッチョなイメージの原作形兆とどこまでもテイストが違います。

(三池監督はカメラに映る形兆を見てキャー!と叫んだとか)

 

形兆は父を殺すスタンド使いを探すために弓と矢で人を殺していますが

原作ではアンジェロと康一以外の町の住民に弓と矢を使う場面はありません。

映画では仕事でむしゃくしゃして自転車を放り投げている会社員の男性に弓と矢を

放ちスタンド使いになることなく死んでいく「選ばれなかった」人間も描いています。

このシーンがあることで、形兆がアンジェロと同じ「人殺し」であることを

具体的に見せています。

 

こうした映画にないシーンをいくつか入れることで

虹村兄弟の物語に厚みが加わったと思います。

 

兄貴の東方仗助をぶっ殺せという指示のもと

まず仗助と億泰がクレイジー・ダイヤモンドとザ・ハンドで

戦いますが、間抜けな億泰をあっさり仗助が退けます。 

 

 

仗助が康一を助けようと家の中に入るととても人が暮らしているとは

思えない廃墟っぷりの中にたたずむ形兆。

足元には血を流して倒れる康一。胸には矢が刺さったまま。

「お前は1枚のCDを聞き終わったらキチッとケースに閉まってから

次のCDを聴くだろう。

誰だってそーする。俺もそーする」

と情け容赦なく矢を引き抜きます。

 

仗助が形兆に向かっていこうとすると背後から億泰が現れ

「そいつへの攻撃は待ってくれまだ勝負は終わっちゃいねえ」

といったため仗助は攻撃をよけ

後ろにいた億泰がまともに砲撃を受けて倒れます。

倒れたところにさらに

バッドカンパニーの砲弾を浴びせる形兆に向かって

「やめろ!お前の弟だろうが!!」と言う仗助はさっきまで

億泰と戦っていたときと顔つきが違い、

自分を守るためではなく億泰を守る顔、ヒーローの顔になっていました。

バッドカンパニーからの砲撃を避けるために傷ついた億泰を引きずっていくときの

仗助の「おらぁ!!」という声は東方仗助そのものでした。

特に原作でも後半の方の仗助のイメージです。

 

倒れている億泰に無慈悲にも

「どこまでもバカな弟だ。無能なヤツは人の足を引っ張る。

ガキの頃から繰り返し繰り返し言ってきたきたよなぁ。

そいつにはもう愛想がつきた。何の役にも立たない」

と言いながら更なる攻撃を続ける冷酷な形兆。

このあたりまではとにかく冷たく残酷な兄という印象。

原作ではただ黙って兄貴の攻撃を受ける億泰ですが、

映画では「兄貴…ごめんよ」と

合間につぶやきます。ここでも原作以上に兄貴依存の弟という印象をうけます。

 

傷ついた億泰に向かってお前の兄貴の能力を教えてくれれば

その傷を治してやると言っても

口を割ろうとしない億泰。原作では黙ったままですが映画では

「言うもんか、兄貴だぞ…」と言って教えません。

あんなひどいことされてもまだ兄貴を慕う億泰は

原作以上に兄貴を愛している様子が伺えます。

仗助は結局億泰の傷をクレイジー・ダイヤモンドで治すので驚いて

何故敵である俺の傷を治すのかと問いかけると

「なにも死ぬこたあねー、そう思っただけだ」と答えます。

これは億泰にとっては衝撃的な言葉だったと思います。

その後に億泰が取った行動は兄貴の言うことではなく自分の気持ちで

初めて起こした行動だったのではないでしょうか。

康一を助けようとする仗助にザ・ハンドの物を瞬間移動できる

スタンドを使って康一を側に引き寄せたのです。

兄弟の道はすでにこの時から違っていたのかもしれません。

無意識のうちに兄貴を裏切ったと感じた億泰はその後、

姿を消し戦いの場には現れません。

 

兄貴がいないと何にもできないと思っていた億泰はここで

独り立ちしていたんだと思います。

 

映画ではいつから父親が化けものになってしまったか語られていませんが

原作では形兆8歳、億泰5歳のときに父親は突然変貌してしまいます。

そしてそこから10年間、ずっと父親を普通に死なせるためにはどうすればいいかを

考えてきた形兆。弟を守り、スタンド使いとなって父を殺すスタンド使い

探す人生でした。

弟がいないと生きていけなかったのは形兆だったのかもしれません。

 

弟にも同じように行動することを求め、バカだ無能だ足手まといだという

「呪い」をかけて自分の側にいさせていた形兆。

アンジェロは仗助に対して自分を殺せばお前も同じ「呪われた魂」になるぞ

と言いますが、すでに何人もの人を殺して「呪われていた」形兆は

億泰にも同じ「呪い」をかけていたのかもしれません。

 

その「呪い」を仗助は「おやじさんを治すスタンド使いを探すっていうんなら

手伝ってやってもいいぜ」という一言で解いてしまいます。

父親を治すことなどできない、父親は自分のことも弟のことも何もわからない

化け物だ、殺すしかない、と思うことが彼の支えでもあったはず。

だけど「誰よりも優しいスタンド能力」を持つ仗助は父親が家族の写真を

ずっと探していたことに気づき写真を直すことで父親の本心を

見せてしまいます。

たぶん仗助はそれを伝えることは形兆の人生の大半を否定し、

彼が生きていけなくなるかもしれないことまで

理解していたのかなと思います。

その上で形兆は渡さないかもしれないと感じながら

「弓と矢をぶちおっからよお」と言ったのでしょう。

形兆が「弓と矢は渡さない」と

拒否しても表情を全く変えず形兆の言葉を受け止めていたのは

ただ待つつもりだったのかなと思いました。

 

そのやり取りを聞いていた億泰がたまらず飛び出し

形兆に「もうやめようぜ兄貴…親父だっていつか治るかもしれねえじゃねえか」

と訴えますが、自分の運命は父親を殺すスタンド使いを探すこと

そのためにたくさん人を殺してしまったためまともに生きられないと

悟っている形兆は

「出会いとは重力。重力がすべてを引き寄せた」

「その運命に逆らうつもりはない」

「お前はもう弟でもなんでもねぇ」

と億泰を突き放します。

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原作ではこの後、音石明のスタンド、レッドホットチリペッパーに襲われそうになった

億泰をかばいコンセントの中に引きずり込まれてしまうのですが

映画では仗助が

「違うぜ。運命なんてものはこっちの思いでどうにでもなる」

と力強く言います。これは物語終盤の吉良との戦いで必要な

大いなる意思でもあります。

 

最後、形兆は原作のレッドホットチリペッパーではなく

吉良吉影のシアーハートアタックの攻撃に倒れることになるのも

映画の構成としては当然の流れになるのかもしれません。

 

形兆がシアハ(原作ではレッチリ)に攻撃されなかったら

(形兆が生きていたら)どうなっていたか?は

ファンはみんな考えますし、普通に考えれば人殺しですから

どうしたって幸せな結論にはなりません。

だけど仗助の「治すスタンド使いを探す手伝いならしてやってもいい」

という提案は形兆の10年を一度全部否定して壊した上で

これからの人生を直してやるという意味だったのかなと思っています。

仗助はそれくらい優しくて大きい男だよなぁ、と思います。

もうちょっとで形兆は違う人生を歩めたかもしれないのにという

無念さを残し塵となって消えてしまいました。

億泰は自分のことをバカだ無能だと言っていた兄貴が最後は自分のことを庇ってくれた

という死ぬほどつらく愛しい思い出を胸に生きていくことになります。

 

その一部始終を見ていた仗助は肉親を殺されるつらさを知るもの同士として

億泰のそばに居続けます。

康一はその二人とともに町を守るために強い勇気を持つ人になりました。

 

形兆から始まった「ダイヤモンドは砕けない 第一章」は次の殺人鬼吉良の登場を

匂わせて終わります。

 

最後に3人が学校に通う後ろ姿は三人の杜王町を守る冒険を予感させ

第二章でどんな活躍を見せるのか大いに楽しみになりました。

 

実写映画としてこれが最上だったかどうかはわかりませんが

少なくとも原作のキャラクターの魅力を損なうことなく

映画ならではの演出によって新たな魅力を加味した上で

ジョジョの奇妙な冒険」の映画化は成功したんじゃないかと思います。

 

スパイダーマン」がいろんな監督が同じ話を何度も映画化しているように

この後、もしかしたら別な監督がまた違ったジョジョの映画を作るかもしれません。

その時、あの三池版ジョジョはこんなだったよね、みたいな話が

できるようになったら素敵だなあと思います。

 

ええと、もう少し続きます。次は続編への勝手な予想について

ちょっと書いておこうかなと。

2017年夏の思い出ー銀魂もありました

ジョジョのことばかり書いてきましたが2017年の夏は

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実写「銀魂」のジャパンプレミアから始まったんでした。

unatamasan.hatenablog.com

ジャパンプレミアが6月28日、映画の公開が7月14日だったので夏の序盤は

銀魂」で走りました。ジョジョが18回なら銀魂は14回。なかなかのもんでしたね。

 

同じ人気コミックの実写化ということで比較されることも多く

銀魂」の冒頭で

「途中で帰った人はジ〇ジ〇の奇〇な冒険にも入れてあげないからね」

(〇はピー音)なんて銀さんが自虐的に言う場面もありました。

 

ふたを開けてみれば「銀魂」は興行収入ランキングでも上位をキープし続け

今年の興行収入邦画実写一位(現時点で)となり

中国でも8000館(!)で公開と話題を独占。

原作・アニメファン、俳優ファンを巻き込んで

夏祭りよろしく大いに盛り上がったのでした。

 

時間を調整してジョジョ銀魂のハシゴも3回ほど決行しました。

順番としてはジョジョの形兆でツライ〜としんどくなったあと

銀魂」の桂に癒されるというコース。

桂とエリザベスが並んで歩いてるシーン見て

「あぁ、生きてたよかった…(違」とほっとしたものでした。

 

ジョジョの18回は原作⇒映画の無限ループの結果でしたが、

銀魂」はかっこいい桂さんをひたすら拝みたくて通ったようなものです。

岡田くんのファンになっていろいろ作品見ていますが

実は「きゃあーかっこいい♥」って

思ったことほとんどなくて(「きれいだなぁ」と思うことはたくさんありますが)

初めて桂を見て「うわああ、かっこいいい」とときめいたのでした。

以来、とにかくエリザベスの中からシュパッと出てくる瞬間の高揚感が

癖になり結果14回映画館に通うこととなりました。

 

ラストの鬼兵隊の船から飛び降りる銀時と桂のエリザベスのパラシュートが

大写しになり「銀魂」のタイトルがドーンと出る中で「Decided」が鳴り響くと

あーかっこいいー!と言いようのない多幸感に包まれてまた行こうとなるのでした。

これはこれで中毒性がありました。

 

どっちも大好きだし桂の岡田くんの凛としたかっこよさと

お耽美で切ない形兆どちらも楽しめてやっぱり今年の夏は特別だったなぁと

改めて思いました。

こんな素敵な夏はもう2度とないかもしれない。

 

おまけとして「銀魂」の舞台挨拶でジョジョ立ちした岡田くんはやっぱり天才。

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今見ると「兄貴、何してんだよ…」って気になりますが(笑)

そしてそれを振った小栗旬もよくわかってらっしゃる。

本音のところはどうだったのかなぁ。気になるところです。