おうちに帰ろう

心茲にありと

されど営みは続く

舞台『刀剣乱舞』慈伝 日日の葉よ散るらむ

幸せなことに6月の東京公演、7月に東京凱旋公演と2回鑑賞、本日8/4の大千秋楽は映画館のライブビューイングで見てきました。

https://www.marv.jp/special/toukenranbu/intro.html

 

映画「刀剣乱舞」で初めて刀剣乱舞の世界に触れて虚伝(初演、再演)、義伝、ジョ伝、外伝、悲伝とBlu-rayや配信で追いかけてすっかり刀ステの世界にやられて新作を心待ちにしていましたが初めて見る刀ステの世界はほんとに煌びやかでかっこよくて楽しくて最高でした。

今回は刀剣男士の日常を描くということで時間遡行軍も登場せず出陣もしない。刀剣男士の群像劇のようなお話。だからこそ伝わるそれぞれの思いがあって大笑いしながら最後は号泣、しんみりしつつも「されど営みは続く」というセリフに込められた明日へ続く希望に溢れたラストでした。

ライブビューイングで初めてアップで見たらこれまで気付かなかったけど長義との手合わせに勝ったあとくらいからずっとまんばちゃんが泣いているのね。これは今日だけなのかな。いつもそうだったんだろうか。
カテコでまっきーまんばちゃんが三日月宗近を演じた鈴木拡樹くんが座長として始まった虚伝、という挨拶のところで泣いちゃったとき、後ろで見守るまーしー長谷部。もうこの関係がほんとに好きだ。ライブビューイング用のバクステ映像の挨拶では「ジョ伝、慈伝で隣にいてくれてありがとうまーしー」といって笑顔で抱き合う二人に笑い泣き。もう大好きです。
虚伝から数えて231公演全てに出陣していた山姥切国広の物語はここでいったん終了。
悲伝が三日月宗近に導かれる山姥切国広の物語の集大成とするならば慈伝はそのあとのピリオドのような作品のように見えました。姿はなくても三日月さんの存在を常に感じそういう場に何とか間に合ってよかったなぁとしみじみ思いました。戦う三日月宗近の姿を見ることはできなかったけど三日月が残した強い本丸の姿を目にし本丸の皆の心の中に確かに三日月はいてそれを客席の審神者の皆さんもちゃんと感じ取っている空間にいられたことが幸せでした。感謝しかないです。

そして今日の夜空にはちょうど三日月が出ていたとようです(ようです、というのは私は確認できなかったので…映画館出てすぐ空を見上げたんですけど位置が悪かったのか見えず…帰宅途中も空を見上げてたんですけど雲がかかってきちゃってうまく見えませんでした残念すぎる…)外伝のときにも舞台中は土砂降りだったのに終わる頃には三日月が見守ってくれていたとのこと。そういう巡りあわせも素敵です。

 

次のシリーズは陸奥守吉行が近侍になりそうで舞台は文久土佐藩とのこと。それはそれで楽しみですがどんぐりの約束通り、またいつか三日月さんとまんばちゃんがそろって本丸に帰ってくる日を待っています。

 

一振りずつ感想言いたいところですが今日はとりあえずここまでで…