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心茲にありと

2019年上半期映画興行ランキング雑感

2019年も7月に入り上半期の映画興行ランキングがあるサイトに掲載されていました。

pixiin.com

この半年私が一番見た映画は「刀剣乱舞」で1月18日の公開当時はうっすら関心がある程度だったのが1月31日に見てから3月に入って2度目を見て遅ればせながらどっぷりはまり公開から2か月経っていたので都内でもかなり上映館数が減った中でも応援上映や4DX、MX4Dなどが次々行われていたこともあり6月17日まで楽しみました。なので私の中では「映画 刀剣乱舞」は↑のランキングでも結構いい線いくのでは?と思っていたら意外に少なく興行収入9億、全体順位で31位という結果でした。

公開1週間くらいしてから興味本位で見に行こうかなと思ったら満席続きで全く予約が取れなかった衝撃と最近では珍しいロングラン上映をしていたこともあり10億は超えてるとばかり思っていたため内心少しばかり落胆しました。

だが待てよ、と。私は「映画 刀剣乱舞」は大々的に公開されているとばかり思っていたけど実は上映館数が限定されていたのでは?と気づき調べたところやはり他のランキング上位の映画とは比較にならないくらい少なかったのでした。

 

同時期に公開された「マスカレードホテル」が332館だったのに対し「刀剣乱舞」は111館で約3分の一です。(いずれも公開初週)ということで上半期ランキングの公開初週の公開館数を出して1館あたりの収入を算出して並べ替えた順位が以下です。

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上位7位まではほぼ変わらず(「翔んで埼玉」すごいですね)ですが興行収入順位より大きくランクを上げてるのが

「劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel II. lost butterfly」(↑10

ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow」(↑12

コードギアス 復活のルルーシュ」(↑14

「映画 刀剣乱舞」(↑17

アニメ作品は根強いファンに支えられてるんですね。「劇場版Fate~」の順位にはちょっと驚きました。確かによく入ってるもんなあ。そして「映画 刀剣乱舞」のジャンプアップ率が一番大きくなりました。

上映期間やスクリーンの大きさなども違いますから単純な比較にはなりませんが公開館数の多さ=広告宣伝費、予算の大きさと考えると「映画 刀剣乱舞」は大々的な宣伝もなく予算規模も決して大きくない中で大健闘だったんだなと思いました。

そして現時点ではアニメ作品と同列規模(おそらく客層も)ということももわかりました。ポテンシャルは示せたと思うので続編(あると信じてる!)ではもう少し映画会社が力を入れてくれるとさらに突き抜けられるの可能性はあるんじゃないかなぁという気がしています。