おうちに帰ろう

心茲にありと

9月のまとめ

更新が滞ってしまったので9月分のまとめとして。

<美術展>

しりあがり寿 回転展@練馬区立美術館 9/3

古代ギリシャ展時空を超えた旅@東京国立博物館平成館 9/10

・メッケネムとドイツ初期銅版画@国立西洋美術館 9/18

  15世紀後半にライン川下流地域の町で活躍したメッケネムと彼がコピーした

  デューラーの作品を集めた展示会。銅版画の作品なので、

  全体的に地味目なのですが、当時の庶民の様子などもわかり

  北方ルネサンスの誕生に繫がる細密な表現が見られて面白かったです。

  どちらかというと画家というより職人の作品群という感じ。

・ポンピドゥーセンター傑作展@東京都美術館 9/19

  20世紀アートを巡る旅。1年1作品で1906年から1977年まで展示。

  60年余りで表現方法が増えて、アートの存在価値も大きく変わったことがわかる。

  時代が近くなるほど理解するのが難しくなるのはなぜなのでしょう。

ルーブル美術館特別展 漫画、9番目の芸術@森アーツセンターギャラリー 9/22

  フランスで第9の芸術と呼ばれている「バンド・デシネ(漫画)」と

  ルーブルがコラボした作品の展示会。毎年ルーブルではルーブルをテーマにした

  作品制作を選ばれた一人の作家に依頼しているとのことで、その中から

  16作品が公開されました。日本人の漫画家さんの作品も展示。一番有名なのは

  ジョジョの奇妙な冒険荒木飛呂彦さんでしょうか。「岸田露伴ルーブルへ行く」

  が飛び出す絵本のように展示されてました。バンド・デシネと呼ばれる作品群

  は初めて見たのですが、日本の漫画とはちょっと趣が違い、装丁もイラスト集の

  のような感じで、スノッブの方たちが楽しむようなものという印象。発行部数も

  全然違うしね。

国芳ヒーローズ 前期@太田記念美術館 9/24

  バンド・デシネには現代の漫画より国芳の浮世絵の方が近いかも。

  また少年漫画の原型とも言えて国芳の人気の高さに納得。

  水滸伝の登場人物を描いた「通俗水滸伝豪傑百八人之一個」を前後期で一挙展示。

  とにかく派手で賑々しい。一枚の絵に入ってる情報量が多くて、構図と色の使い方

  が独創的。たくさん見るとちょっと胸やけがするくらい。

・浮世絵 六代絵師の競演@山種美術館 9/24

  六代絵師と謳ってますが、広重の東海道五十三次が中心。今年はサントリー美術館

  太田記念美術館でそれぞれ「名所江戸百景」「六十余州名所図会」

  「富士三十六景」とともに東海道五十三次も見ているので2度目だったんですが

  何度見てもいいものはいいですね。あとは貴重な写楽と歌麿様の美人画など。

  鈴木春信の素朴な浮世絵もよかったです。

ということで、8月にあまり行けなかったのと9月で会期終了の展覧会も多かったので

頑張って7件ほど行きました。

美術展のいいところは時間に縛られずに自分の行きたい時間に行けるところなんですよね。だからつい映画よりも美術展に行くことを選んでしまいます。

<映画>

君の名は。9/4

ハドソン川の奇跡 9/25

  上映時間96分というのがまず素晴らしい。記憶に新しい

  最近の出来事なので余計な説明はせず、ハドソン川に着水し乗客乗組員が

  無事脱出するまでをドキュメンタリーでも見るように音楽なしで一気に見せて

  その上で容疑を覆す説得力を持たせるのはイーストウッド監督の職人芸と

  トム・ハンクスの演技力のなせる技。お見事でした。

ということで映画は2本。ちょっと少なかったかなぁ。

<舞台>

・娼年 9/1

こちらは1本。ふむ。

<サッカー観戦>

FIFAワールドカップロシア大会 アジア最終予選 

 日本vsUAE埼玉スタジアム2002 9/1

このブログを書き始めてから初のサッカー観戦ということにまずびっくり。

行かなくなったなぁー、サッカー。そろそろ三ッ沢にもうちょっと行きたい。

この試合に関してはもう何もコメントしたくないので省略。

負けて埼スタから帰るのは死ぬほどつらいということはよくわかりました。

 

もうすでに10月も3分の一が過ぎようとしてますね。また後日更新したいと思います。