おうちに帰ろう

心茲にありと

ポール・スミス展「HELLO MY NAME IS PAUL SMITH」

浮世絵展に続き上野の森美術館ポール・スミス展」へ。

何も考えずにふわっと向かったらまさかの入場列ができててびっくり。

15分程度でしたが、まさか並ぶと思わなかった。

中に入って納得。写真撮り放題なのと、展示品にそれぞれQRコードがついてて

自分のスマホで読み取って音声ガイドを聞くシステムなので、

人がたまっちゃうんですよね。なかなか流れていかない。

取り組みとしてはいいと思うのですが、一つ一つの展示品で読み取ると

時間もかかるし、動線も乱れるのでもう少しやり方変えた方がいいかも。

まず入ると最初のコーナーではポールが集めたアートの数々が展示されてます。

有名なアーティストの写真からファンから送られた作品やらポストカードなど

彼の感性に響いたものは有名無名問わずランダムに並べてあります。

実際にコベントガーデンの彼のオフィスに所蔵されているものだそう。

ポールのイマジネーションの一端を垣間見るようで楽しいです。

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ポールの最初に開いたお店と同じスペースの部屋があったり

実際の仕事部屋を再現した展示があったり

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これ運んでくるのも大変だなぁ。ひとつでもなくしたらえらいことになりそうだ。

アトリエの再現も楽しい。型紙が暖簾のようにつるしてあったり

実際にデザイナーやパタンナーの人が見たらわくわくするんだろうなと思いました。

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数々のコラボレーション作品も並んでいて、このローバーミニ

販売当初話題になったので記憶がありました。

ストライプかわいい!

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↓のエビアンは日本でも販売してほしいなぁと思ったり。瓶ほしい!

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一番混雑してたのが時計コーナー。ケースに陳列されていたので

絵巻物を見るかの如く並ばないの見えないのでここだけ行列ができてました。

時計ほしいなぁ。

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最後に過去のコレクションのお洋服がずらり。

美しい美しいテーラードジャケットやお馴染みの花柄モチーフの

ブラウスなどの数々。もうーうっとり。

 

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オートクチュールのようなゴージャスさはないけれども

リアルクローズと遊び心のバランスが絶妙で、クラフトマンシップ

守られていて、何より仕立ての良さが見ているだけでわかる。

クローゼットに何着かそろえておきたくなる洋服の一つです。

この展示会が混雑してるというのはファッション界にとっても喜ばしいことなのでは。

ファストファッションしかない世界はつまらないですからね。

ただグッズのTシャツのデザインが今いちだったのが残念。あれで6000円以上は

ないわー。

そこがよければもっと満足できたのにな。ちょっと残念でした。