ミケランジェロ展 ルネサンス建築の至宝
映画「秘密」を見たあと、すぐに帰るにはあまりに暑すぎるので
涼むために美術展に行きました。
今年は日伊国交樹立150周年とかで、各所でイタリアに関連する美術展が
開催されてますが、これもその一つ。
他のポンペイの遺跡やボッティチェリやメディチ家の至宝に比べると
展示内容がかなり地味です。
建築に焦点をあててるので、建物をそのものを展示するわけにはいかず
設計図の草稿や完成後の銅版画がメインなので、派手さにはかけます。
私自身も建築に詳しいわけではないので
彫刻も絵だけじゃなくて、建築まで手掛けるなんて昔の人は多才ね、
くらいな感想にとどまってしまいました。
ルネサンスの頃は美術とか建築といった分野にわかれておらず
レオナルド・ダ・ビンチも飛行機の設計してたりするので
ミケランジェロが建物の設計してても不思議はないのですが
やること多すぎですよね。
しかも本人がやりたいと言ったわけではなくて、依頼主が
彫刻やるついでにこれもたててちょ、みたいな感じで言ってきて
必死に過去の文献あさって設計したりしてたみたいなので
無茶ぶりにもほどがあるし、それで建てちゃう方もすごいなと思いましたが。
そしていまだに残ってるのもすごいですよね。
地震や台風がない国ならでは。
見る側に素養ないので、ミケランジェロがすごいことはわかりましたが
あまり語るところのない展示会となってしまいました。
精進します。