ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン 感想雑記
舞台「ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン」@シアターコクーン
見ました。
1回目は1階の通路より少し後ろのど真ん中、2回目は2階席R側の立見席。
いやー、行くのが遅かった。
初日が7月7日で1回目に行ったのが7月25日。楽日が7月31日なのでもうほぼ終盤。
チケット取ったときはすごく楽しみだったのだけど、開幕したことも忘れてて
直前になって行くことを思い出す始末。何やってんだか。
で、1回見たら、もうーすぐにもう1度見たくなって速攻で楽日1日前のマチネの立見席を予約。
本日2回目を見てきたばかりで、正直2回目を見た後でもうまく消化しきれてないです。
とにかく1回目は岡田将生くんの姿にとにかく狼狽えてしまって
なぜそんなに狼狽えたのかわからないんだけど、後から振り返って全くストーリーを覚えてないことに気づき、自分の記憶力のなさがあまりに残念。
2回目を見てようやく「あ、そうだったんだ」と気づくシーン多々あり。一体私は何を見ていたのか。
とりあえず思ったことを羅列します。岡田くんに関することが中心です。
トーイの無垢と打算と諦念
オカザキのはっちゃけ具合と対照的
瞬時に二人が入れ替わり全然違う顔を見せる
上手いというより中の人と役が一体化してる
岡田くん自身がトーイでありオカザキに見える
演技というより彼そのもの
造形美に触れないわけにはいかない
彼の見た目が説得力をもたせる
姿だけじゃなくて何より一番の魅力は声
初めて見た「ウーマン・イン・ブラック」でその力に
驚いたけど、さらに進化して強さが増している
舞台でこそ見たい俳優
映像では彼の魅力は表現しきれてない
最後のトーイと永野のシーン、余韻を残さずあっさり終わるところがむしろ切ない
トーイの短い一生を表してるみたい
完璧に演じるというより舞台の上で生きている感じ
ハプニングも楽しんで吹いちゃうことも折り込み済み
毎回違うことが起きることを楽しんでるみたいで
ものすごく大胆で度胸がある
ある種の異形の人
その他では、岩井秀人さんがもうとにかく面白くて素敵。
何もしてないのに出てきただけでおかしい。ハイバイで見せる顔と全然違う。
松尾さんは「キス我慢選手権THE MOVIE」を見てオファーをしたんだとか。
あれなのか!
時事ネタを折り込んだような話だけれども、基本的にはラブストーリーなんだろうなと思いました。メインは永野とミツコ、永野とトーイ(とカミーユ)、回りを彩るそれぞれを思いあう同士。(トーイとパパジ、ミツコとオカザキ、パパジとハラーシュ、ハラーシュとトーイetc)
思い切り楽しく面白いけど最後は切なくこわい、愛しい人たちの物語。
この作品に出会て幸せ。