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ひとり応援団活動記録

好きなことだけ書いてます。

「小さな巨人」始まりました

すっかり更新をさぼってしまい

今年初のエントリーとなってしまいました。

色々書きたいこともそろそろ溜まってきてるんですが

まずは4月16日(日)から始まったTBS日曜劇場「小さな巨人」から。

 

警視庁内部のエリート(捜査一課)と現場(所轄)の対立を描く

このドラマ、主演は長谷川博己さん、その他に

岡田将生くん、香川照之さん、安田顕さん、春風亭昇太さん、芳根京子さん

など様々なタイプの役者さん勢ぞろいで見る前から期待が高まってました。

特に岡田くんはTBSの連続ドラマ初登場ということで製作が発表されてから

どんな役なのか大変気になっていました。

長谷川さん演じる香坂が走ってるところから物語は始まり

警察官職務執行法を読み上げる香坂の独白が入ります。

「警察官を守る法律は存在しない。警察官である自分を守るのは自分しかいない」

そこから3週間前に遡り、香坂、山田(岡田将生さん)、

小野田捜査一課長(香川照之さん)所轄刑事渡部(安田顕さん)、

前捜査一課長の芝警察署長三笠(春風亭昇太さん)

が次々に登場し、警視庁が追っていた犯人を逮捕する現場で所轄刑事の渡部と会い、

事件解決後三笠と香坂が会食しているところへ捜査一課長付運転担当である山田が

報告したことで小野田が現れます。

ここまでだいたい13分くらい。主要人物がほぼ登場、どんな人物なのかざっくり

紹介されました。

その間に今後のドラマのキーワードとなる

「敵は味方のフリをする」「刑事の勘」「捜査は理論」

などの言葉がいろいろな登場人物の口から出てきます。

 登場人物紹介が終わったところで物語が動きます。料亭で所轄刑事の渡部が張り込んでいた人物が現われ、気になった香坂が同僚に調査を依頼するとある自殺した女性と交際していた男性であることがわかり、飲酒運転容疑を口実に職務質問をします。そこで言い合いとなりはずみで男性の車を傷つけてしまいます。

男性はそのまま車で去り、香坂は腑に落ちないまま帰宅。

翌日、ネットニュースで自分が「行き過ぎた調査」として報道され、

人事部の調査で小野田が呼ばれ香坂と自分が会っていて酒を飲んでいたか

との質問に「飲んでいた」と答えたことで香坂は所轄に左遷されてしまいます。

 左遷された芝警察署に行くと、管轄内で誘拐事件が起き、捜査一課の指揮下に所轄が配備され…とここから立場が逆転した香坂と捜査一課陣の対立が始まります。

 あらすじ書いてるだけで長くなってしまいました。実際のドラマはこのあと誘拐事件の解決まで紆余曲折あるのですが、そこは割愛します。

最後、小野田に香坂が宣戦布告したところで第一話が終わるのですが

どちらがいいとか悪いとかどうも単純にいかなそうな気配です。

 

説明が長くなりましたがここから感想です。

とにかく長谷川さんが素敵です。冒頭のスマートなエリートとしてのふるまいから

所轄に異動し、自分たちにできることは足を使うしかないと部下の刑事に訴え

最後は小野田に土下座し、このままでは終わらないと立ち向かう泥臭い姿を見せる。

そのどれもが魅力的でした。挫折するエリートがよく似合いますね。

歩いてるだけどあぁエリートなんだなと思わせる説得力がありはまり役だと思います。

主役として揺るぎない風格もありさすがだなと思いました。

 

香川さんはもう言わずもがな、期待通りの香川さん。何を求められているのか

ちゃんとわかってて長谷川さんとの距離の取り方も絶妙で、いるだけで画面が締まるし

作品の格が上がりますね。

半沢直樹の大和田と比べられがちですが、今回は単純な敵役ではないところが

面白そうです。

安田顕さんは存在感抜群。所轄刑事としての自分のやり方に自信と誇りを持っていて

香坂といいバディになりそうな雰囲気を漂わせてます。

 

人事部の新人警察官役の芳根京子ちゃんはもう少し香坂との関係がわかるシーンが

あったらよかったかなぁと思いました。香坂を慕っている理由が警察犬のブリーダーになりたいと言った自分をバカにしなかったからとセリフだけで説明されていたので

もう少し具体的なエピソードがわかるシーンがほしかったかな。まぁ時間が足りないでしょうね。

 

そしてそして岡田将生くん。

第一話はほとんど背景が語られなかったので将来有望な小野田の腰巾着(と表現されているフォロワーさんがいてうまいなと思いました)程度の存在。

一応、捜査一課代表のような立場で所轄の諫めるシーンがあり

これから対立していくんだろうなということはわかりましたが

ちょっと物足りなかったかな。もっと嫌な奴になってくると面白いなぁと思います。

それでも香坂が捜査一課から去っていく姿を見送るときの表情には

香坂に対してがっかりしたような様子が伺え、所轄刑事の怠惰な姿を見下すような表情には

「あなたはほんとにここでいいんですか」と言っているようにも見えました。

第二話の予告を見ると、もう少し悪い顔になってきてるので期待してます。

最後には山田にも挫折してほしいところですが。

 

ドラマとしては伝統ある日曜劇場にふさわしい密度の濃いエンターティメントだなと

思いました。

前宣伝では小野田が敵役のような描かれ方ですが、

間違ったことをしているわけではなく

香坂も裏切られたと思いながらも、自分がなぜ中田(料亭で会った男。誘拐された社長の息子でもあります)に話しかけてしまったのか、

「捜査は理論です」と冒頭で渡部に言い放っておきながら、刑事の勘によって

動いたことでみすみす出世の道を閉ざしてしまったことを後悔しています。

 

そして小野田捜査一課長は所轄の現場上がりで、香坂の父親とも関係がある。

三笠と小野田は水と油であることを考えると、三笠もいい人そうに見えるけど

何か裏がありそう。

そして誘拐事件の捜査でも所轄が得た情報を捜査一課に流し、

所轄の捜査を邪魔するなど香坂にとってめんどくさい存在である山田は今後の香坂にどんな影響があるのか。

第一話はまだ全てチラ見せで終わっています。

 小野田の真意はどこにあるのか、香坂の父親はどんな刑事だったのか。

そして第一話ではほとんど説明がなかった山田。彼は公式サイトでは

「本来、東大出身者はキャリアといわれる警察庁に入庁することが多い。 しかも彼の父親警察庁次官から内閣官房副長官という官僚のトップに上り詰めた人物だ。そんな山田が、ノンキャリと呼ばれる警視庁を選んだことには理由が。」

とあります。

この理由と香坂はどんな関係があるのか。

これからまだまだ物語は二転三転しそうです。

 誰が敵で味方なのかなど色々想像してしまいますが、あまり先を読みすぎず

毎回自然体で見ていこうと思います。