しりあがり寿の現代美術「回・転・展」
練馬区立美術館で9/4までの会期で開催されていた
しりあがり寿の現代美術「回・転・展」に駆け込みで行ってきました。
漫画家として知ってはいても現代美術でどんなものが展示されているのか
正直よくわからなかったのですが、何か面白そうかなという軽い気持ちで
見に行きました。
漫画の原画や大きな布地に描かれた墨絵が1F、
2Fには展覧会名そのものの
回る回る作品群。
チラシにも出ている象徴的なヤカンからダルマ、アート、領収書から下着、
食べ終わった惣菜のパックなどゴミになるようなものまでが
お花畑のように並べられて回ってます。
回ってるとゴミがアートになる不思議。
その他、カセットテープやレコード盤、歴史の一場面(江戸城開府)のジオラマとか
歴史は回るというコンセプトらしくいろいろなものが回ります。
回転道場という作品ではとにかく同じ場面が延々と続く映像が。
共演は緒川たまきさんという本格的なもの。
前に進むでもなく止まるでもなく回れっていうのがいいですね。
とにかく回ってれば何とかなるってことでしょうか。
回りすぎると目が回っちゃうけど。